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更新日:2024.12.03 / 掲載日:2024.12.03
メルセデスAMG「E53」 PHEV車に最高612PSのトップパフォーマンスモデル
メルセデス・ベンツ日本は12月2日、メルセデス・ベンツの中核モデルである「E クラス」に、新しく「メルセデスAMG E 53 HYBRID 4MATIC+(PHEV)(セダン/ステーションワゴン)」(以下、E 53)を追加し、同日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。メーカー希望小売価格は、セダンが16,980,000円、ステーションワゴンが17,260,000円(それぞれ消費税込)。
また、通常ラインアップに加え、導入記念限定車として「メルセデスAMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Edition 1(PHEV)」 も発売される(セダン:全国限定120台、ステーションワゴン:全国限定30台)。
握ったまま様々な操作を可能にするAMG パフォーマンスステアリングを搭載
メルセデス・ベンツ Eクラスは、時代に先駆けて革新的な技術を採り入れ、プレミアムセダンの指標と称されるモデル。新型Eクラス導入時には、全モデルでパワートレインの電動化や、最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)を搭載するなど機能性、快適性ともに進化を続けている。
新型 E53のエクステリアは、通常のEクラス比+20mmのワイドなプロポーションを採用。専用デザインのAウィングが際立つ大開口のフロントエプロンや、先進的なイルミネーテッドラジエターグリルを搭載するなど、新しいパフォーマンスモデルであることを主張するアグレッシブな表情を形成している。
インテリアでは、上質な印象を与えるライトシルバーメタリックインテリアトリムを標準設定。AMG パフォーマンスステアリング(ナッパレザー)には、液晶ディスプレイ付のAMG ドライブコントロールスイッチや、アルミニウム製のパドルシフトが備わり、ステアリングから手を放すことなくさまざまな操作を可能にするなど高い快適性を実現した。
最高出力612PSを実現!進化したエンジン“M256M”を搭載
パワートレインは、“M256”をさらに進化させた3.0リッター直立6気筒ターボエンジン“M256M”に、高出力モーターと大容量リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用。
“M256M”はターボのブースト圧を1.5barまで高めたことや、新たにプログラミングされたソフトウェア、冷却装置の追加などにより、449PS(330kW)/560N・mを発揮。トランスミッションに統合された163PS(120kW)/480N・mを発揮する高出力の永久磁石同期モーターが発進時の俊敏な加速を力強くブーストし、システムトータルで585PS(430kW)/750N・m(RACE START時はシステム最高出力612PS[450kW])を発揮する。
EV走行換算距離(WLTCモード数値)はセダン101km、ステーションワゴンが97km。日常での走行時に困ることなく電気のみで走行することも可能とした。
さらに、ロッキング機構を電子制御する“AMG リミテッド・スリップ・デフ”をE53で初採用。走行状態に応じて左右後輪への動力伝達を調節することで、コーナリングや車線変更時の安定性を向上させる。
また、走行性能を高める機能として、リア・アクスルステアリングを標準装備。速度に応じて後輪と前輪に舵角を与えることで、卓越した俊敏性、操縦安定性、レスポンスの速さなどに寄与する。そのほか、AMG 4MATIC+を採用し、常に最適なトラクションを確保。ドライ/ウェット/スノーなど様々な路面状態に対応する高い走行安定性と安全性を実現した。
導入記念限定車「E53 ハイブリッド 4MATIC+ エディション1」も発売!
同時に発売される「E 53」の導入記念限定車「Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Edition 1(エディション1)」は、エクステリア、インテリアともに数多くの特別装備を纏い、よりパワフルな雰囲気を演出したモデルとして導入される。
エクステリアには、AMG レタリングが際立つブラックの専用デカールにフロントスプリッターやエグゾーストエンドなど、各所がハイグロスブラックとなる「AMG ナイトパッケージ」を採用。そのほか、各所がダーククロームとなる「AMG エクステリアナイトパッケージ ll」、マットブラックの21インチAMG アルミホイール(鍛造)などが装備され、アグレッシブなスタイリングへと仕上げられた。
ボディカラーは、セダンが“MANUFAKTUR アルペングレー(ソリッド)”と有償オプションとなる Edition 1専用の“MANUFAKTUR オパリスホワイトマグノ(マット)”の2色から選択可能。ステーションワゴンは、標準装備のEdition 1専用“MANUFAKTUR オパリスホワイトマグノ(マット)”のみとなる。
インテリアは、上質なブラックと随所にあしらわれたイエローアクセントのコントラストが特別感を演出。シートには、ヘッドレストにEdition1の刺繍が入ったブラックのAMG パフォーマンスシート(ナッパレザー、イエローステッチ入)を採用した。また、イエローステッチ入りの AMG パフォーマンスステアリング(ナッパレザー/MICROCUT)やEdition1の刻印が入ったAMG カーボンファイバーセンタートリムなどが装備され、よりレーシーな印象を高めている。
主要諸元&メーカー希望小売価格
セダン
全長×全幅×全高(mm):4,970×1,900×1,475
ホイールベース(mm):2,960
車両重量(kg):2,430
ステーションワゴン
全長×全幅×全高(mm):4,970×1,900×1,490
ホイールベース(mm):2,960
車両重量(kg):2,470
モデル | ステアリング | エンジン | メーカー希望小売価格(消費税込) |
Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+ (PHEV) | 左/右 | 3.0L、直列 6 気筒 直噴ターボ +プラグインハイブリッド | 16,980,000円 |
Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Edition 1 (PHEV) (全国限定 120 台) | 左/右 | 3.0L、直列 6 気筒 直噴ターボ +プラグインハイブリッド | 21,050,000円 |
Mercedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Stationwagon | 右 | 3.0L、直列 6 気筒 直噴ターボ +プラグインハイブリッド | 17,260,000円 |
Marcedes-AMG E 53 HYBRID 4MATIC+ Stationwagon Edition 1 (PHEV) (全国限定 30 台) | 右 | 3.0L、直列 6 気筒 直噴ターボ +プラグインハイブリッド | 21,680,000円 |
メルセデス・ベンツ 公式HP:
https://www.mercedes-benz.co.jp/
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