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更新日:2015.02.27 / 掲載日:2006.11.17
ダイハツ ミラジーノ 新車紹介
ダイハツ ミラジーノ 新車紹介
紹介
発表/2004年11月29日
文●諸星陽一 写真●犬塚直樹
■やっぱりミニ似のスタイルで登場した人気軽自動車
先代のミラシリーズにも用意されたクラシカルスタイルのモデル「ミラ・ジーノ」がフルモデルチェンジされた。先代モデルはクラシックミニを意識したエクステリアを採用していたが、現行ジーノはニューミニを大きく意識したモデルとなっている。
先代モデルには1Lエンジンを搭載したモデルも存在していたが、現行モデルは660ccの軽自動車のみの設定となる。
■ドライビング/ユーティリティ
エクステリアデザインについては、見てのとおりニューミニを強く意識したもの。ベースとなるミラとはパネル類も大きく異なるデザインが採用されている。
搭載されるエンジンは58馬力のDOHC 660ccで、可変バルブタイミングシステムを採用。触媒に採用されている貴金属に自己再生機能をプラスし触媒機能の持続性を向上させるなど、先進的な試みも行われている。
駆動方式はミラ同様にFFが基本で、4WDも用意。ミッションは全車が4ATを採用する。
なによりも内外装のスタイリングを意識したモデルだけに、その造り込みは念の入ったもの。エクステリアでは新開発されたプレミアムクリアコートという塗装被膜を採用。これは従来のクリアコートに比べて1度塗りで1.5倍の厚みを持たせることが可能となり、非常に光沢感のあるボディを実現。インテリアにおいても各種パーツをミラとは異なるデザインとして、差別化をはかっている。
先代モデルにも用意された「ミニライト」という人気のアルミホイールを装着したモデルももちろん用意。メッシュグリルやドラミラーウインカー、ディスチャージヘッドランプなども装備するスポーティなモデルとなっている。
■インテリア/エクステリア写真[1]
楕円形のデザインを採用するインパネ。メーターはスピードメーターをメインに配置し、そこに食い込むようにタコメーターが装着され立体感のあるデザインとなっている。
シートリフター付きの運転席シート。シート地のテキスタイルもスポーティなデザインを採用。メーターが立体的造形なのがわかる。
L型のヘッドレストを採用し、後方視界と安全性を両立させている。ドアのインナーハンドルも丸形として、個性を主張しつつ使いやすさも向上。
■インテリア/エクステリア写真[2]
タイヤハウスの張り出しもよく抑えられていてスッキリとしているラゲッジルーム。一体可倒で拡大可能。
用意されるエンジンは1種。触媒の初期活性化など、排ガスの清浄性にもかなり気を使った仕様となっている。
曲面構成されたリヤコンビランプを採用。ボディパネルもボリューム感にあふれる。写真はミニライトで専用アルミホイールを装着。
ミラジーノ ミニライト(4AT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1515mm |
---|---|
ホイールベース | 2390mm |
トレッド前/後 | 1300/1290mm |
車両重量 | 780kg |
エンジン | 直3DOHC |
総排気量 | 659cc |
最高出力 | 58ps/7600rpm |
最大トルク | 6.5kg m/4000rpm |
10・15モード燃費 | 20.5km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | ディスク/L&Tドラム |
タイヤ前後 | 165/55R16 |
バリエーション&価格
L | 98万7000円(111万3000円) |
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X | 111万3000円(123万9000円) |
Xリミテッド | 117万6000円(130万2000円) |
ミニライト | 126万円(138万6000円) |
※価格は全国メーカー希望小売価格。( )内は4WDの価格。