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更新日:2025.01.07 / 掲載日:2025.01.07
ソニー×ホンダの先進BEV、遂に米国市場デビュー! 気になる日本上陸はいつ?

ソニー・ホンダモビリティは現地時間の1月6日、アメリカで開催中のテクノロジー見本市「CES 2025」にて、「AFEELA」ブランドとして販売する最初のモデル「AFEELA 1(アフィーラ ワン)」を発表した。
同モデルは米国カリフォルニア州にて同日よりオンライン予約受付をスタート。現地での価格は89,900ドルから。
遂にヴェールを脱ぐ先進BEV

アフィーラ1は2023年1月のCESにて、ブランドの発表と併せてプロトタイプを初披露。その後、同年10月のジャパンモビリティショー2023で日本初上陸を果たし、市販開始が待たれていた。
「人とモビリティの関係を再定義することで、移動体験に革新をもたらすことを目指す」という同社テーマの下に開発された同モデルは、先進のソフトウェアと高性能なハードウェアを搭載することでモビリティの知能化を実現し、人とクルマとのインタラクティブな関係性を追求するという。

具体的には、運転負荷軽減と安心・安全な移動体験を提供する先進運転支援システム(ADAS)「AFEELA Intelligent Drive」と、モビリティとのコミュニケーションを可能にする対話型パーソナルエージェント「AFEELA Personal Agent」を搭載。室内には、多彩なアプリやエンタテイメントコンテンツを楽しめる独自のサウンドシステムとディスプレイが、それぞれのシートに応じた位置に配される。

ダイナミクス性能においては、ドライバーとの一体感を追求した設計により、軽快かつ安定感のある操縦性を実現。上質な乗り心地を乗る人すべてに提供すると自負する。
デザインは細部にまで調和のとれた普遍性を追求。インテリアには原料の一部に植物由来原料や再生材を使用する高品質な機能性素材を採用した。また、OTA(オーバー・ジ・エアー、クラウド経由でソフトウェアを継続的に更新する機能)により、機能改良および拡張を可能としている。
気になる日本導入は…
アフィーラ1は、「AFEELA 1 Origin」と「AFEELA 1 Signature」の2トリム展開に。両トリムとも、先進運転支援システム(AFEELA Intelligent Drive)、対話型パーソナルエージェント(AFEELA Personal Agent)、厳選されたエンタテインメントコンテンツ、車両をデジタルでカスタマイズできる様々なテーマセットおよび5Gデータ通信を3年間無料のサブスクリプションで利用可能とする。

米国での価格は、「AFEELA 1 Origin」が89,900ドルから。21インチホイール、リアエンタテインメントシステムなどの装備を採用した「AFEELA 1 Signature」は102,900ドルからの設定となる。ボディカラーは「Tidal Gray」、「Calm White」および「Core Black」の3色展開で、「AFEELA 1 Signature」はインテリアカラーをブラック、グレーの2色から選択可能としている。
なお、充電はテスラ社のスーパーチャージャーネットワークを利用でき、航続距離は最大300マイル(約482km)を目標に開発中だという。

日本市場における納車開始は、2026年内を予定。詳細については改めてアナウンスされる予定だ。
アフィーラ 公式HP:
https://www.shm-afeela.com/ja/
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