車種別・最新情報
更新日:2025.01.27 / 掲載日:2025.01.25
《2025ベストモデルガイド》レクサス・LBX
国産9ブランドの狙い目はコレだ!
今回の企画では新車購入を強力サポート! 国産各ブランドの強みや魅力を解説しつつ、狙い目モデルをピックアップ。さらに各車のおすすめグレードも紹介する。どのモデルのどのグレードが“買い”なのか、購入計画の参考にしていただければ幸いだ。
●文:横田 晃/渡辺陽一郎
LEXUS ブランド解説
LBXには走りにこだわり抜いた“MORIZO RR”が追加された。
日本ではセルシオとして発売されたLSを旗艦に、1989年に誕生したトヨタの高級ブランドがレクサス。精緻な作りや驚愕の静粛性、おもてなしを体現したディーラーの接客など、日本ブランドならではの価値を追求した狙いは成功し、今や海外でもメルセデス・ベンツやBMWなどのドイツ勢と肩を並べる人気ブランドだ。
2005年の日本上陸時は車種も少なく、トヨタ車との差別化も曖昧だったが、近年は高級ブランドとしての明確な個性と統一された乗り味が確立され、単なる“高価なトヨタ車”ではないレクサスならではの魅力が各車に表現されている。
人気のSUVは、セレブが普段履きする高級スニーカーからインスパイアされたLBXをはじめ、大から小まで揃う。どれに乗っても高級ブランド車らしい上質感と、意のままに操れる走りの愉しさ、ハイブリッド技術を核とした高い環境性能が妥協なく実現されているのがレクサスの強みだ。

LEXUSの狙い目!>>>LBX

大きさに依存しないプレミアムカーを具現化
トヨタが展開する高級車ブランド、レクサスの中で、LBXは最も小さな車種に位置付けられる。全長は4190㎜に抑えられ、最小回転半径も5.2mだから小回りの利きも良い。パワーユニットやプラットフォームは基本的にヤリスクロスに準じるが、内外装の造り、ノイズ、乗り心地などは、レクサスとあって上質に造り込んだ。日本の道路環境に適したコンパクトなサイズで、上質なクルマを求めるユーザーに適する。販売店では「LSやRXのお客様がLBXをセカンドカーとして購入され、買い物などに使うことも多い」という。


BEST OF BEST《おすすめグレード》
エレガント(FF) ●価格:420万円
エレガントは追加設定されたグレードだが、販売の主力に据えるため価格を420万円に抑えた。レクサスでは最も安価なモデルになる。LBXのクールやリラックスに比べると、ホイールを17インチに抑えるなど一部の装備とシート生地の変更で、価格を40万円安くした。