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更新日:2025.02.21 / 掲載日:2025.02.21
《スバル車早わかり!》レヴォーグレイバック
水平対向ボクサーエンジンを搭載した4WDスポーツのイメージが強いSUBARUだが、クロストレックにストロングハイブリッド搭載車を追加するなど、電動化への対応を加速中だ。代名詞とも言える水平対向ボクサーエンジンが電気モーターに置きかわっても継承される「SUBARUらしさ」の本質を考察し、その視点から主な現行モデルを振り返ってみよう。
●文:横田 晃
レヴォーグレイバック[SUV]
●価格:399万3000〜424万6000円 ●発表年月(最新改良):’23年10月(’24年12月)
【1.8ℓターボ・4WD】

上質さを追求し、上級装備を標準搭載
’23年暮れに登場したレヴォーグレイバックは、’20年に登場した現行レヴォーグをSUVに仕立てたクロスオーバーモデル。外観は逞しさを増したフロントマスクやSUVらしい樹脂製フェンダーガーニッシュなどがいかにもだが、最低地上高をレヴォーグより55㎜も高め、バンパーのアゴを打たないアプローチアングルを確保するなど、きちんとオフロード性能を向上させているのが真面目なスバルらしさだ。現在は1.8ℓターボを積むフル装備のガソリン車1グレード(+特別仕様車)だが、鷹揚で安心感のあるハンドリングなど、オンロードスポーツワゴンのレヴォーグとは異なる世界観もしっかりと作りこまれており、これからの発展も期待できる一台だ。


