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更新日:2025.02.25 / 掲載日:2025.02.25
《スバル車早わかり!》レガシィアウトバック
水平対向ボクサーエンジンを搭載した4WDスポーツのイメージが強いSUBARUだが、クロストレックにストロングハイブリッド搭載車を追加するなど、電動化への対応を加速中だ。代名詞とも言える水平対向ボクサーエンジンが電気モーターに置きかわっても継承される「SUBARUらしさ」の本質を考察し、その視点から主な現行モデルを振り返ってみよう。
●文:横田 晃
レガシィアウトバック[SUV]
●価格:425万7000〜451万円 ●発表年月(最新改良):’21年10月(’24年9月)
【1.8ℓターボ・4WD】

3月で生産を終える国内ラインナップのフラッグシップ
乗用車をベースにSUVテイストを盛り込んだ「クロスオーバー」のパイオニアがスバル。2代目レガシィツーリングワゴンの車高を高め、フェンダーガーニッシュなどのSUVファッションを纏ったモデルが、北米でアウトバックとして発売されたのは30年以上前の’94年のこと。日本では翌年レガシィグランドワゴンとして発売され、ランカスターへの改名を経て、’03年の3代目から全世界でアウトバックを名乗るようになった。北米で大ヒットとなり、世界のメーカーに後を追わせたモデルだけに、大陸横断もできそうなおおらかな乗り味が魅力。レガシィの国内販売終了後もアウトバックは残されていたが、この春での終売が発表されている。


