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更新日:2025.04.23 / 掲載日:2025.04.23
レクサス 新型「ES」世界初公開!先進性あふれるシステム&デザインに注目【動画あり】
レクサスは4月23日、上海モーターショー(会期:4月23日〜5月2日)で、新型「ES」を世界初公開した。日本での発売は、2026年春頃を予定している。
80以上の国や地域で販売されてきた基幹モデルがフルモデルチェンジ

ESは、1989年にフラッグシップセダンLSとともに販売を開始し、これまで80以上の国や地域で販売されてきたレクサスの基幹モデル。8代目となる新型ESは、レクサスの次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルとして全面刷新された。
「Experience Elegance and Electrified Sedan」をコンセプトに掲げ、静粛性と乗り心地をさらに向上させるとともに、ユーザーニーズに寄り添い、あらゆるシーンで上質な移動体験を提供するセダンを目指したという。
パワートレーンはハイブリッド2タイプ&BEV2タイプを設定

パワートレーンは、HEVとBEVを設定。HEVでは、「ES300h」に2.0L直列4気筒ハイブリッドシステムをESとして初採用し、2.5L直列4気筒ハイブリッドシステムも新システムとして刷新する。また、動力性能にさらに磨きをかけた「ES350h」が新たにラインアップに加わり、AWDモデルも設定される。

BEVでは、約685kmの航続可能距離を実現するFWDモデルの「ES350e」と、AWDモデルの「ES500e」を設定。専用開発を施し刷新したTNGA プラットフォーム(GA-K)の良さを最大限に引き出すシステムを採用するとともに、BEV専用の大容量電池を床下に配置することで、低重心化と安定した走行性能を実現している。
インテリアに世界初のスイッチ機構を採用

デザインは、次世代BEVコンセプト「LF-ZC」のデザインに着想を得た表現に挑戦。エクステリアは、トランクレスな印象の流麗なフォルム、リヤへと強く絞り込まれたキャビン、大胆な平面立体嵌合をテーマとするロアボディを特徴とし、タイヤの存在感を際立たせた力強いスタンスとダイナミックで切れ味のある佇まいを有する新世代のスピンドルボディを表現している。

インテリアでは、物理スイッチを内装に同化させることで、機能性と上質なデザインを両立した世界初の「Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)」や、パーソナライズされた体験価値を提供する「Sensory Concierge(センサリーコンシェルジュ)」をレクサス初採用した。
そのほかにも、先進性と利便性を高めた次世代のマルチメディアや、より広く、より遠くまで対象物を認識できるよう進化したLexus Safety System +などの先進安全技術が積極的に採用されている。
新型ES 主要諸元(プロトタイプ値)
HEV | BEV | ||||
ES300h[2WD(FF)/AWD] | ES350h[2WD(FF)/AWD] | ES350e[FWD] | ES500e[AWD] | ||
全長 | 5,140(+165)mm | ||||
全幅 | 1,920(+55)mm | ||||
全高 | 1,555(+110)mm | 1,560(+115)mm | |||
ホイールベース | 2,950(+80)mm | ||||
車両重量 | 1,785-1,840kg | 1,820-1,935kg | 2,105-2,185kg | 2,205-2,285kg | |
タイヤサイズ | 235/60R18 235/55R19 |
235/55R19 | 235/55R19 235/45R21 |
||
エンジン | 2.0L直列4気筒(NA) | 2.5L直列4気筒(NA) | - | ||
トランスアクスル | 電気式無段変速機 | eAxle | eAxle(フロント/リヤ) | ||
システム出力(kW[PS]) | 145[197.1] | 148[201.2] | 182[247.4] | 165[224.3] | 252[342.6] |
加速[s](0-100km/h) | 9.4 | 8.3-8.5 | 7.8-8.0 | 8.9 | 5.9 |
航続距離 | - | 約685km | 約610km | ||
充電時間(150kW 10-80%) | - | 外気温25℃ : 約30分 外気温0℃ : 約40分 外気温-10℃ : 約60分 |
※()括弧内は従来型比
レクサス 公式HP:
https://lexus.jp/
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