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更新日:2020.04.23 / 掲載日:2018.12.14
【最新情報】ホンダ新型インサイトがフルモデルチェンジ!燃費や内装・価格はどうなる?
【ホンダ・新型インサイト】発売日:2018年12月14日(金)
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大幅にサイズアップした新型インサイト、3代目の主な変更点は?
・ボディの大幅なサイズアップ
・ハイブリッド車らしからぬ快適な車内空間
・1.5Lに2モーターを組み合わせた「SPORT HYBRID i-MMD」を採用
・先進の安全技術「Honda SENSING」を全車に標準装備
新型インサイトはハイブリッド専用車という初代からのアイデンティティは踏襲しつつも、デザインやスタイルなどが一新され、高級感漂うミドルセダンに生まれ変わりました。
INSIGHT「Believe your INSIGHT.」篇 30秒 – 本田技研工業株式会社 (Honda)
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新型インサイトとはどんな車種?
新型インサイトは従来のハッチバックスタイルとは異なりミドルサイズセダンとなって登場しました。ホンダの新世代プラットフォームが採用され、寸法は全長4675×全幅1820×全高1410mm、ホイールベースの大きさは2700mm。燃費性能はもちろん、走行性や安全性にも配慮されたモデルです。
新型インサイトの外装(エクステリア)の特徴は?
エクステリアはハイブリッド車であることを強く主張するのではなく、デザインモデラーによって造り込まれた流麗なシルエット、シンプルなキャラクターライン、作り込まれたサーフェースの質の高さにこだわることで「品格」あるデザインに仕上がっています。特長であるフロントグリルは、米国仕様と異なり、日本仕様は刀身の美しさを連想させる美しい金属感が表現されています。今回のフルモデルチェンジによりハッチバックスタイルではなく、セダンテイストのエクステリアに生まれかわりました。
高級感のあるクロームメッキが美しいフロントグリル
最近のホンダを象徴する「フライングウィンググリル」や、トップからエンドにかけて流れるようなルーフラインも特徴的です。薄型ながら広範囲を照射できるLEDヘッドライトや悪天候でも路肩の状況が見やすいフォグライトを備えています。
LEDヘッドライト(インラインタイプ)
LEDフォグライト
新型インサイトの内装(インテリア)は?
高級感のあるインテリアを演出すべく、インストルメントパネル全体をシンプルな面と線で構成。職人の手張りによって丁寧に仕立てられたソフトパッドや高精度なダブルステッチ、実用性を重視したセンターコンソールなど、上質かつ快適な車内空間としています。さらにIPU(インテリジェントパワーユニット)を小型化し後席下部に配置することで、ゆとりある居住空間と519Lもある大容量のトランクルームを実現しています。
マルチインフォメーション・ディスプレー
HONDAインターナビ+リンクアップフリー+ETC2.0車載器を標準装備
7インチのマルチインフォメーション・ディスプレーには、ハイブリッドシステムのエネルギーフローやドライバー注意力モニターといったさまざまな情報を切り替えて表示させることができます。また直感的な操作を可能としている「エレクトリックギアセレクター」は、P・N・Dは押す、Rは引くという人間の感覚にマッチした操作が可能となっています。センターコンソール上部には、音質にこだわった新型インサイト専用の8.0型ナビゲーションシステムが標準装備されます。
直感的な操作が可能なギアセレクターを採用
新型インサイトのパワートレインは?
画像は北米仕様
新型インサイトには、2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」と「1.5L DOHC i-VTECエンジン」のユニットが搭載されます。これにより、ハイブリッドカーでありながら力強い加速と上質な走りを実現しています。さらに「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の3つのモードを使い分けることで、効率的な運転をサポートします。
エンジンは最高出力80kW(109PS)/6000rpm、最大トルク134Nm(13.7kgfm)/5000rpm、モーターは最高出力96kW(131PS)/4000-8000rpm、最大トルク267Nm(27.2kgfm)/0-3000rpmを発生させ、ハイブリッドカーらしからぬ力強い加速と心地よい走りを実現しています。
新型インサイトの安全性能は?
新型インサイトには「Honda SENSING」が全車に標準装備されます。
その内容は以下の通りです。
1.衝突被害軽減ブレーキ(CMBS)
2.誤発進抑制機能
3.後方誤発進抑制機能
4.路外逸脱抑制機能
5.歩行者事故低減ステアリング
6.渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
7.LKAS(車線維持支援システム)
8.先行車発進お知らせ機能
9.標識認識機能
10.オートハイビーム
このほかに、居眠り運転や不注意運転を検知しマルチインフォメーション・ディスプレーに注意レベルの表示を行うとともに、音やステアリング振動で注意喚起する「ドライバー注意力モニター」や「パーキングセンサーシステム」、「ブラインドスポットインフォメーション」も標準装備されています。
新型インサイトの燃費はどれくらい?
新型の気になる燃費ですが、JC08モードで34.2km/L、WLTCモードでは28.4km/Lとなっています。プリウスはJC08モードで37.2km/Lなので数値的にはやや劣りますが、実燃費の比較が待たれます。
新型インサイトのグレードや価格
細部にホンダのこだわりが見られる新型インサイトの価格とグレードですが、ベースグレードの『LX』は326万1600円、『EX』が349万9200円、上級グレードである『EX・BLACK STYLE』は362万8800円となっています。プリウスのベースグレードが242万円のため、価格に目を向けると値段には結構な差があります。むしろ、車格や価格を踏まえると、トヨタ・カムリの方が近しいライバルと評価できそうです。今後もインサイトの最新情報をお届けしていきます。