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更新日:2018.11.13 / 掲載日:2018.10.25
新型レクサスESが発売!フルモデルチェンジ後の新装備・内装などの詳細に迫る

ES300h“F SPORT”(ヒートブルーコントラストレイヤリング)
レクサスは新型ESを10月24日発表し、同時に発売を開始しました。今年4月の北京モーターショーでワールドプレミアされたレクサスの新型ES。日本でこそあまり馴染みのないモデルですが、1989年にアメリカでレクサスブランドが立ち上がったと同時に基幹モデルとして設定されており、今回のフルモデルチェンジで7代目となります。日本では、かつて「ウィンダム」と呼ばれていた時期もあり、カテゴリーとしてはDセグメントに属し、日本では大型の部類に入るFFセダンとなります。
新型レクサスESの主な変更点、モデルチェンジのポイントは?

ES300h version L(アイスエクリュマイカメタリック)

量産車初となるデジタルアウターミラー
日本では未導入だった6代目ESからフルモデルチェンジ。最近のトヨタ&レクサス車に順次取り入れられているトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)に基づいた、カムリと同様のGA-Kプラットフォームが採用されます。
全長は4975mmに拡大され、、ESの原点と言える乗り心地、静粛性、広い室内空間といった「上質な快適性」をさらに進化させています。レクサスのアイコンであるスピンドルグリルと3眼のLEDヘッドランプ、さらに、第2世代の「レクサス・セーフシステム+」といった先進運転支援システムや、量産車としては世界初採用の「デジタルアウターミラー」など、最先端の安全技術を採用しています。
新型レクサスESの外装、サイズは?


ES300h version L(アイスエクリュマイカメタリック)
5m近い全長と全幅も1850mmを超えるため、日本ではかなり大きいサイズのセダンとなります。世界的には、Dセグメントのセダンとしてはグローバルサイズといえます。

ES300h version L(アイスエクリュマイカメタリック)
スタイルは、最近のレクサス車の傾向を色濃く反映したもので、ロー&ワイドーのプロポーションを実現するとともに、フロントピラーの後方に配し、リヤピラーを傾斜させることで、引き締まったスタイリングとなっています。その外観はプレミアム感に満ちており、一見、LSと見紛うかもしれません。
新型レクサスESの内装(インテリア)は?

高級感のある内装はレクサスならでは。
細部にわたりクオリティが高く、かつ広い室内空間もレクサス新型ESの魅力のひとつです。GA-Kプラットフォームの採用により重心が下がり、それによりフロントシートのヒップポイントも低めになっています。インパネにはApple「carPlay」やamazon「Alexa」に対応した12.3インチのマルチメディアモニターを装備。音声コントロールによってインフォテイメントシステムの操作が可能となってます。
LEXUS ES 360° Interior
360°全方位の視点操作をご体感いただくには、PCブラウザの場合は Chrome・Opera、またはFirefoxの最新バージョンのブラウザの環境でご視聴ください。
PCでは画面左上に表示される矢印か、マウスでドラッグすることでアングルを自由に変更することが可能です。

室内空間はLSにも匹敵する広さ。画像はレクサス新型ES(海外仕様)
FF(Front Engine・Front Drive)の美点を活かしたリアシートは足元の空間も含めて、極めて広く快適です。LSにも劣らない居住性といえるでしょう。

ES300h “F SPORT”(“F SPORT”専用フレアレッド)

新型レクサスES注目の新装備! 『デジタルアウターミラー』

従来のミラーから小型のカメラに置き換えることで、斜め前方の視界を拡大するとともに、風切音低減による高い静粛性を実現しています。

デジタルアウターミラーの他に、もちろん通常のミラーも用意されています。
今回の目玉でもある「デジタルアウターミラー」は、フロントドア外側のカメラで撮影した車両左右後方の映像を、各フロントピラー部に設置された5インチディスプレイに表示させることができます。ギアの状況により自動的に表示エリアを拡大させたり、任意で表示エリアを変更することも可能です。
デジタルアウターミラー
ウインカー操作、リバース操作と連動させ、表示エリアを自動的に拡大するほか、ドライバーの操作による任意での表示エリア拡大も可能とし、運転状況に応じた周辺確認支援を実現しています。

ディスプレイを室内に搭載することで天候による影響を受けにくく、視認性が向上しています。
新型レクサスESのパワートレイン、燃費は?

新型ESの2.5L直列4気筒エンジンは、吸気効率の向上や燃焼室内の気流強化による高速燃焼で、世界トップレベルの熱効率を実現しています。これにより、JC08モード燃費で23.4km/L という優れた燃費性能を達成しています。
新型レクサスESの安全装備は?
GA-Kプラットフォームによって、走る・曲がる・止まるというクルマの基本性能が向上。高い操縦安定性は安全面にも大きく寄与しています。また最新の安全技術、第2世代の「レクサスセーフティシステム+」が搭載され、プリクラッシュセーフティ、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、アダプティブハイビームシステム、パーキングサポートブレーキなど、完全装備となります。さらに、車両周辺の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターなど、先進の安全装備を積極的に導入しています。
Lexus Safety System
新型レクサスESのラインナップと価格は?

ES300h version L(アイスエクリュマイカメタリック)
日本導入は、ハイブリッドモデルのみで駆動方式もFFのみになります。新型ESの価格は、以下の通りです。・ES300h……5,800,000円
・ES300h “F SPORT”……6,290,000円
・ES300h “version L”……6,980,000円