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更新日:2018.12.29 / 掲載日:2018.11.27
レクサス 新型UX発売!注目のクロスオーバーモデルの価格、燃費や内装を紹介!

レクサスは新型UXを2018年11月27日に発売しました。新型UXは、レクサスのラインナップで空白となっていた手頃なサイズの“コンパクトクロスオーバーモデル”になります。RXとNXのボディサイズは日本では大きめに属するため、日本の道路事情にマッチしたモデルともいえます。サイズ感としては、レクサス版のC-HRといえば、シックリくるでしょうか。
レクサス新型UXの主なポイントは?

UX250h“version L”(テレーンカーキマイカメタリック)
レクサス新型UXはコンセプトとして、「Creative Urban Explorer」を提唱し、新たなライフスタイルの探求を提案している都会派コンパクトクロスオーバーです。
SUVのようなフォルムで力強さを強調したボディ、俊敏な走りをイメージしたフェンダーで、大胆かつ洗練されたエクステリア・デザインを演出しています。また、コックピットは、ドライブ時の高揚感を大事にした設計で、さらに開放感のあるものとした。
メカニズム面では新世代となるGA-Cプラットフォームの採用が最大のハイライト。ボディが高剛性ながら軽量なものとなり、より低重心化が促されUXは、優れた操舵応答性・操縦安定性を実現しています。
安全性能でも車線維持支援機能を追加した第2世代のLexus Safety System+」を採用。まさに最新のテクノロジーが凝縮されたクロスオーバーモデルといえるでしょう。
新型レクサスUXの動画はこちら
レクサスUXとはどんな車種? サイズ展開でわかるレクサスの特徴

レクサスのSUVはこれまで
RX 全長4890×全幅1895×全高1710mm、ホイールベース2790mm
NX 全長4640×全幅1845×全高1645mm、ホイールベース2660mm
という2台で展開されていました。
これに対して新型のUXは
全長4495×全幅1840×全高1540mm、ホイールベースは2640mm
というサイズです。国産車でいうとマツダのCX-5や日産のエクストレイル、三菱のアウトランダーなどと全長や全幅は近いのですが、全高はUXの方がぐっと低めとなります。
UXは一般のタワーパーキングに入庫できる(全高1550mmまで)数少ないモデルのひとつです。全高が1550mmに収まっている代表的な国産SUVは、トヨタ・C-HRとマツダ・CX-3があります。UXのボディサイズはこの2台よりひとまわり大きく、より個性と存在感が際立ちます。
レクサス新型UXの外装(エクステリア)は?

UX250h “version L”(ソニックチタニウム)
エクステリアは、タフな力強さと俊敏な走りを想起させるデザインとなっています。具体的には、縦方向に厚みを持たせたボディが安心感のあるタフな力強さを強調し、GA-Cプラットフォームによる低重心化とタイヤの大径化が、俊敏な走りを予感させるプロポーションを実現しています。


UX200 “version C”(ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング)
フロントフェイスの三眼LEDヘッドランプの上部に、矢じりの形のクリアランスランプを配置して精悍な表情を演出。またスピンドルグリルはブロックメッシュ形状で、角度によって表情を変える独自のデザインとしています。
一方でリヤコンビネーションランプは左右一体の翼形状とし、両端を縦フィン造形にして、操縦安定性に寄与する空力性能を確保。整流効果を高めたアーチモール形状により機能美を追求しています。一方でリヤコンビネーションランプは左右一体の翼形状とし、両端を縦フィン造形にして、操縦安定性に寄与する空力性能を確保。整流効果を高めたアーチモール形状により機能美を追求しています。

色とりどりのボディカラー。バリエーションが気になる!

UX200とUX250hのボディカラー
UX200とUX250hのボディカラーは全11色。
画像左上から順に 、ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング(新色)、テレーンカーキマイカメタリック(新色)、セレスティアルブルーガラスフレーク(新色)、ソニッククォーツ、マーキュリーグレーマイカ、プラチナムシルバーメタリック、ソニックチタニウム、ブラック、グラファイトブラックガラスフレーク、マダーレッド、アンバークリスタルシャイン。

UX“F SPORTS”のボディカラーは全11色。
画像左上から順に 、ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング(新色)、テレーンカーキマイカメタリック(新色)、セレスティアルブルーガラスフレーク(新色)、マーキュリーグレーマイカ、プラチナムシルバーメタリック、ソニックチタニウム、ブラック、グラファイトブラックガラスフレーク、マダーレッド、ホワイトノーヴァガラスフレーク(専用色)、ヒートブルーコントラストレイヤリング(専用色)となります。
レクサス新型UXの内装(インテリア)は?


UX250h “version L”
ドライビングの高揚感を演出するコクピットと視覚的な開放感の両立が、今回のUXのインテリアではテーマになっています。前者については、走りを実感しやすい低めのドライビングポジションとステアリングを中心に配置した操作系で実現。
さらに、内と外の境界を曖昧にする日本の建築思想にヒントを得て、インパネ上部からフードやフェンダーへと内外が連続するような造形で「人とクルマの一体感」の創出を試みています。


UX200 “F SPORTS”(インテリアカラー:専用フレアレッド)

またフロントシートには伝統的な刺繍技法「刺し子」をモチーフとしたキルティングを採用。和紙のような質感を表現したインパネ上部のオーナメントも、日本の美意識を取り入れたデザインとなっています。最後にワイヤレスの給電技術でエアコンレジスターノブが発光する仕様は、世界初採用となっています。
7インチTFT液晶式メーター
リモートタッチ
ラゲッジルーム
レクサス新型UXのパワートレインは?

UXはレクサス車として初めて、トヨタの新世代GA-Cプラットフォームを採用したモデルです。さらに新開発の直列4気筒2.0L直噴エンジンや2.0Lハイブリッドシステムを搭載。レクサスならではの「すっきりと奥深い」走りはもちろん、ライントレース性の高い俊敏な走りを追求したクロスオーバーモデルとなっています。

直列4切抜等2.0L直噴エンジン+Direct shift-CVT
新開発の2.0L直噴エンジンでは、世界トップレベルの熱効率と小型軽量化を実現。優れた動力性能と環境性能を両立するとともに、高回転域まで軽快に回る爽快な加速フィーリングと心地良いエンジンサウンドを味わうことができます。
トランスミッッションも新たに開発された「Direct Shift-CVT」。従来のベルトとプーリーによる駆動と、新たに追加された発進用ギヤにより、発進、加速時のフィーリングがよりダイレクトに伝わるようにしています。
新開発のハイブリッドシステムは、専用の2.0L直噴エンジンとモーターの組み合わせ。優れた燃費性能に加えて、気持ちの良い加速フィーリングを実現しています。ドライバーの運転行動やナビゲーションの地図情報をもとに、また、初採用のハイブリッドのバッテリー充放電の最適化する先読みエコドライブ機能により、効率的な走りによる高い環境性能を実現しています。
また、AWD車には、GA-Cプラットフォーム用のE-Fourを搭載し、雪道など滑りやすい路面での発進・加速や、旋回時の走行をサポートし安定させています。
レクサス新型UXの安全装備は?


新型のUXには衝突回避や高度運転支援機能となる「Lexus CoDrive」を含む、先進の「Lexus Safety System +」が搭載されています。具体的には現在、従来から採用している単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせは維持しつつ、各機能を進化させた内容となっています。
Lexus Safety System +の動画はこちら

アダプティブハイビームシステム
たとえば、日中の自転車や夜間の歩行者も検知できるプリクラッシュセーフティ(PCS)、自動車専用道路等において同一車線内の中央を走行できるように操舵を支援する高度運転支援機能(Lexus CoDrive)、さらにはアダプティブハイビームシステム(AHS)やロードサインアシスト(RSA)なども含まれています。
レクサス新型UXの燃費はどれくらい?

新型UXの燃費は、カタログ値で以下の通りです。
UX200(2WD/FF)
WLTCモード:16.4km/L
(市街地モード:12.8km/L、郊外モード:16.4km/L、高速道路モード:18.7km/L)
UX250h(2WD/FF)
WLTCモード:22.8km/L
(市街地モード:22.0km/L、郊外モード:23.4km/L、高速道路モード:22.7km/L)
ハイブリッド車は市街地でも数値の落ち込みが少なく、安定した燃費といえそうです。
レクサス新型UXの価格・納期は?
新型UX価格については、下の価格表の通りです。
ハイブリッドであるUX250hにのみAWDが用意さています。

値段は390万円から535万円ということで、レクサス車にしては親しみやすい価格帯ではないでしょうか。
期待の新型車だけに、この価格帯ともなれば注文が殺到し、年内納車は難しいかもしれません。