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更新日:2020.07.06 / 掲載日:2020.07.06
トヨタ、「プリウス」「プリウス PHV」を一部改良と同時にプリウスに特別仕様車を設定
プリウス A ツーリングセレクション
トヨタ自動車は7月1日、「プリウス」「プリウス PHV」を一部改良するとともに、プリウスに特別仕様車「S セーフティ プラス 2」を設定し発売した。
今回の一部改良では、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の機能を強化し、クルマなどを検知し衝突回避および被害軽減をサポートするプリクラッシュセーフティは昼の自転車、夜の歩行者にも対応するとともに、レーダークルーズコントロール使用時に同一車線内中央を走行できるようにステアリングを支援するレーントレーシングアシスト(LTA)、道路標識を知らせてくれるロードサインアシスト(RSA)、前のクルマの発進をお知らせする先行車発進告知機能を追加したほか、前後の障害物を検知し衝突被害軽減をサポートするインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を全車標準装備、前に障害物がない場合でもアクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知すると加速を抑制してくれるプラスサポート(急アクセル時加速抑制)をトヨタ初採用(ディーラーオプション)した。
さらに、アクセサリーコンセント【プリウスはAC100V・1500W/非常時給電システム付き ※コンセントは2個(「E」グレードは1個)、プリウス PHVはAC100V・1500W/ヴィークルパワーコネクター付き ※コンセントは2個】を全車標準装備し、プリウス PHVにはソーラー充電システム(ソーラー発電量をマルチインフォメーションディスプレイに表示する機能を追加)を全車にメーカーオプション設定した。
プリウスの特別仕様車「S セーフティ プラス 2」は、「S」グレードをベースに、LEDアクセサリーランプ(薄暮灯)、オートワイパー(雨滴感応式)、ブラインドスポットモニター(BSM)、リヤクロストラフィックアラート(RCTA)、ナビレディセット【バックカメラ&ステアリングスイッチ(音声認識・ハンズフリー通話)】などを特別装備している。
また、ウェルキャブ(福祉車両)にも、ベース車と同様の改良を施した。プリウスのフレンドマチック取付専用車タイプ1~4の発売は、10月を予定している。
プリウス S セーフティ プラス 2
プリウス PHV A
プリクラッシュセーフティのイメージ(昼の自転車)
プリクラッシュセーフティのイメージ(夜の歩行者)
アクセサリーコンセント(フロントコンソール後端)
アクセサリーコンセント(ラゲージルーム)
ヴィークルパワーコネクター(プリウス PHV)
ソーラー発電量のマルチインフォメーションディスプレイ表示(プリウス PHV)
【プラスサポート(急アクセル時加速抑制)】
ディーラーオプションのプラスサポート(急アクセル時加速抑制)は、施錠している車両をプラスサポート用スマートキーで解除すると自動でシステムが起動し、前に障害物がない場合でもアクセルの踏みすぎや踏み間違いを検知すると加速を抑制してくれる。システムは、プラスサポート用スマートキーによる解除以外では起動しないので、ドライバーに応じて標準スマートキーとの使い分けをすることができる。
プラスサポート用スマートキー
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