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更新日:2021.02.24 / 掲載日:2021.02.24
アウディ、「Q2」をマイナーチェンジ。4年ぶりの大幅刷新【改良新型】

アウディ ジャパンは、プレミアムなコンパクトSUV「Q2」をマイナーチェンジ。5月からの発売を予定している。
アウディのSUV、「Q」シリーズの中でも4年連続で販売台数No.1の人気モデル。個性的でメリハリの効いたデザインが特徴的で、ひとつ上のクラスに匹敵するような快適性、ユーティリティ性能も兼ね備えたプレミアムなコンパクトモデルだ。
まず、グレード構成をアドバンストとSラインの2グレードに変更。アドバンストのアンダーガードはシルバーに、サイドシルやブレードには「マンハッタングレーメタリック」の加飾が施されている。Sラインのほうでは、アンダーガードとサイドシルはボディ同色。ブレードの加飾は「セレナイトシルバー」で、Sルーフスポイラーが備わっている。
パワートレーンは、新開発された1.5 TFSIエンジンを搭載。高圧直噴システムの採用などで最高出力は110kW(150PS)、最大トルク250N・mを絞り出す。7速の「Sトロニックトランスミッション」を組み合わせており、前輪駆動。低負荷時には2気筒となる、気筒休止システム(シリンダーオンデマンド)の採用などで低燃費も実現した。
エクステリアは、各部デザインを刷新。最新アウディのアイコンのひとつ、多角形のモチーフがインサートされた「8角形シングルフレーム」の位置を、従来よりもわずかに下げた。これによりフロントセクションの幅の広さがさらに強調され、LEDヘッドライトも相まってシャープな印象を与えている。ボンネット先端には往年の「Audi Sport quattro」のイメージを受け継ぐ、3分割のスリットを配置。より開口部が拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを取り入れた力強い印象のリヤバンパー、新しいデザインのリヤディフューザーなどによって、マイナーチェンジ以前よりもスポーティで先進的なエクステリアとなった。
ちなみにボディサイズは、全幅1795mm、全高1530mmで、都市部の機械式立体駐車場にも入庫可能なサイズ(アドバンスト)。ボディカラーにはアウディとして初となる「アップルグリーンメタリック」を含む、5つの新色を設定。あわせてブレードのカラーラインナップも一新されている。
次にインテリア。細部になるが、エアベントやシフトレバーなどのデザインを変更。「ダイヤモンドペイントフィニッシュ シルバーグレー」の加飾パネルを配した。さらにオプションのSラインプラスパッケージを選ぶと、スポーツシートのほか、アルミニウムルックインテリア、マルチカラーアンビエントライティング、ステンレススチールフットペダル、ライトグラフィックの加飾パネル等を装着。よりいっそうスポーティな仕様にすることが可能だ。
インフォテインメント系では、メーターパネル内に12.3インチ液晶ディスプレイのアウディバーチャルコックピットを採用。MMIナビゲーションシステムやAudi connect、アウディスマートフォンインターフェイス等、最新で利便性の高いシステムを搭載している。運転支援系の最新装備としては、従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合した「アダプティブクルーズアシスト」のほか、サイドアシスト、プレセンスベーシック、ハイビームアシストをセーフティパッケージとして設定している。
アドバンスト



Sライン



限定車も登場
マイナーチェンジの導入記念モデルとして、Sラインをベースとした1st エディションも導入される。125台の限定車だ。ボディカラーは、前述したアウディとして初となるアップルグリーンメタリック、そしてアローグレーパールエフェクトの2色を用意。ともにコントラストペイント、マンハッタングレーのブレードを採用している。この1st エディションは多数の装備を標準で搭載。コンビニエンス&アシスタンスパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、S lineプラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージのほか、Audi Sport 19インチアルミホイール、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックインジケーター付き(フロント・リヤ)などだ。Q2の魅力を存分に味わえる、導入記念モデルとなっている。
ラインナップ・車両本体価格
