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更新日:2021.09.09 / 掲載日:2021.09.09
新型「アウトランダー」 米国IIHSの安全性評価で最高評価“TSP+”獲得 三菱自動車

三菱 アウトランダー
三菱自動車は9月8日、新型「アウトランダー」のガソリンエンジンモデルが米国道路安全保険協会(IIHS)の安全性評価において、最高評価である「トップセーフティピックプラス(TSP+)」を獲得したと発表した。
米国道路安全保険協会(IIHS、Insurance Institute for Highway Safety)は市販車の衝突試験を実施し、安全性評価を行う非営利団体。
今回の「TSP+」評価は、ヘッドライトの光軸調整を行った2021年6月以降に生産された米国仕様車が対象で、新型「アウトランダー」はIIHSの耐衝撃性能試験、対車両および対歩行者での前面衝突予防試験、ヘッドライト性能試験において、高い衝突安全性能と予防安全性能が評価された。
「トップセーフティピックプラス(TSP+、TOP SAFETY PICK+)」を獲得するには、IIHSの6種類すべての耐衝撃性能試験において「Good」、前面衝突予防評価において対車両および対歩行者で4段階評価の上位2点となる「Advanced」または「Superior」を獲得し、4段階評価の上位2点となる「Good」または「Acceptable」評価を得たヘッドライトを標準装備している必要がある。
充実した先進安全技術を搭載 国内ではPHEVモデルが今冬発売予定
2021年4月に北米で発売された新型クロスオーバーSUV「アウトランダー」は、ドライバーが安心して運転を楽しめるよう、充実した先進安全技術を搭載。
高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイ・パイロット)」は、レーダークルーズコントロールシステム(ACC)と車線維持支援機能(LKA)を統合した制御で、車間距離と車線中央付近をキープしながらの走行をサポート。
また、ナビリンク機能搭載車は、地図上のカーブ情報を活用して自動で速度を調整し、運転操作の負担を減らすことを可能とした。
さらに、新型「アウトランダー」は、衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)、前方衝突予測警報(PFCW)、後側方衝突防止アシスト(ABSA)、車線逸脱警報システム(LDW)、車線逸脱防止支援機能(LDP)など多数の予防安全機能を装備しており、三菱自動車独自の衝突安全強化ボディ「RISE(Reinforced Impact Safety Evolution)」と、運転席のフロントセンターエアバッグやセカンドシートのサイドエアバッグを含む計11個のエアバッグとあわせて、安全な運転をサポートする。
「アウトランダー」は日本国内において、プラグインハイブリッド仕様の「アウトランダーPHEV」が販売中。
2021年7月には、3列シート・7人乗り仕様の新型「アウトランダーPHEV」が今冬発売予定であることをアナウンスしている。
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