新型「カローラクロス」米国で10月受注開始　実用性と楽しさ備える小型クロスオーバー　トヨタ

　新型カローラクロスについて、北米トヨタのリサ・マテラッツォ副社長は「カローラは50年以上にわたり、信頼性、燃費、安全性、価値の代名詞となってきました。新型カローラクロスでは、その基盤をさらに強化し、毎日の通勤から週末のドライブまでをより思い出深いものにするために、さらに多様性と快適性を提供します」とコメントする。

　カローラクロスは最大169馬力を発揮する4気筒2.0リッターDOHCエンジンを搭載し、TNGA-Cプラットフォームを採用して高いアイポイントを獲得した。
　AWD車にはダイナミック・トルク・コントロール・システムを搭載、走行状況に応じて最大50％のパワーを後輪に導く。
　ホイールは17インチスチールホイール（グレード：L）から18インチアロイホイール（グレード：XLE）が用意された。

　エクステリアデザインは、特徴的なブラックグリルにLED照明を配し、ブラックのボディアクセントを加えることで、エントリーSUVとしてダイナミックなスタイルを表現。
　また、リアには一体型のリアスポイラーやLED照明を採用するなど、スタイリッシュなデザインを採用した。
　ボディカラーバリエーションは全7色を用意している。

　インテリアでは、パワームーンルーフ、シングルまたはデュアルゾーン・オートマチック・クライメートコントロールを装備し、全グレードに後席用ヒーター／エアコンを標準装備。
　後方シートは60：40分割可倒式リアシートを採用し、XLEモデルには2つのカップホルダー付きセンターアームレストも備える。
　また、高さ調節が可能なパワーリフトゲートも用意されており、広い荷室へのアクセス性を高めた。

　コネクティビティについては最新のマルチメディアシステムを搭載、Lグレードには7インチ、LE以上のグレードには8インチのタッチスクリーンを備える。
　Apple CarPlayやAndroid Autoに標準対応し、車内エンターテインメントやコネクテッド機能も充実させた。

　安全性能においては、先進のアクティブセーフティシステム「Toyota Safety Sense」と「STAR Safety System」を全車に標準装備、LEグレードにブラインドスポットモニターとリアクロストラフィックアラートが、XLEグレードにはさらに自動ブレーキ付フロント＆リアパーキングアシストを標準装備とするなど、充実化が図られている。