マセラティジャパン　2022年ラインナップ発表　エンブレムロゴも刷新

　マセラティジャパンは11月2日、2022年モデル（MY22モデル）ラインナップおよび国内販売価格を発表、同日より販売開始した。今回の発表では、エンブレムロゴの刷新と、ブランド初のハイブリッドSUV「レヴァンテ ハイブリッド」の導入、各モデルのトリム構成変更についても明らかにされた。レヴァンテは11,340,000円～21,280,000円、ギブリは10,210,000円～18,400,000円、クアトロポルテは13,570,000～23,500,000円（すべて消費税込）。

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ロゴは白＆マセラティブルーの2色づかいに変更

　エンブレムロゴの刷新については、MY21モデルまで使用していた赤青緑白の4色仕様から、白とマセラティブルーの2色仕様となり、よりスタイリッシュな印象に。また、Cピラーのロゴも旧ロゴから新しいトライデントロゴが使用され、併せてリアのレタリングも更新される。

ハイブリッドSUV「レヴァンテ ハイブリッド」導入

　ブランド初のハイブリッドSUVとなる「レヴァンテ ハイブリッド」は、ブランド全体としては昨年発表の「ギブリ ハイブリッド」に続く2車種めのハイブリッドモデル。よりスポーティで歓びにあふれたドライブを実現するための設計が特長的で、2021年12月より日本導入開始となっている。
　レヴァンテ ハイブリッドは、4気筒2リッターエンジンと48Vのハイブリッドシステムを組み合わせ、減速および制動時にエネルギーを回収する。このハイブリッドカーは、従来の6気筒エンジン搭載車（ディーゼル車、ガソリン車）と比較して車重が軽く、バッテリーをリアに配置したことで車両の前後重量バランスを最適化したのが特徴。最高出力330ps、最大トルク450Nmをわずか2,250rpmで発揮し、最高速度240km/h以上、0-100km/h加速6秒というハイパフォーマンスなデータを有する（欧州仕様車参考値）。

ブランドの革新性、性能、デザインを美しく表現する3つのトリム

　MY22モデルの投入に合わせて、ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテの各モデルにそれぞれ3つのトリムを導入。新しいトリムは「GT」「モデナ」「トロフェオ」と名付けられ、多様化する要望や期待に応えるとともに、ブランドが持つ革新性や性能、デザインを美しく表現するものとして開発された。アイコンであるサイドエアダクトのすぐ上には、それぞれのトリムのバッジ（GT、モデナ、トロフェオの名称）を表示。インテリアでは、センタースクリーンに新しい「Maserati」のレタリングが施され、ヘッドレストには新しい「Trofeo」のロゴが配される。

GT

　GTトリムは、マセラティの個性、魅力、エレガンスを際立たせ、都会的でミニマルなアーバンライフスタイルを体現するものとして設定。ファッションに敏感でありながら、洗練された独自のスタイルを持つ、ダイナミックで好奇心旺盛なユーザーを想定し、「ギブリGT」「レヴァンテGT」は、330馬力の4気筒のマイルドハイブリッドを、「クアトロポルテGT」は350馬力のV6エンジンを搭載する。エクステリアでは、クロームのインサートを施すことで、いで立ちがより強化される一方、ホイールのリムには合金が使用され、ギブリとクアトロポルテには19インチ、レヴァンテには20インチを装着。インテリアでは、ギブリGTにダークミラートリム、クアトロポルテGTにはラジカルトリム、レヴァンテGTはブラックピアノトリムを採用したレザーコンフォートシートが用意される。
モデナ

　自分の時間とパーソナリティを最大限に楽しむ手段として、スポーツを愛するユーザーのために生まれたモデナトリム。生まれもったエレガンスとダイナミズム、そして運転する楽しさ、これらのバランスを求める人のためのモデルで、ギブリとレヴァンテには、350馬力のV6エンジンを搭載したモデナと、430馬力のモデナ Sを用意。また、クアトロポルテ モデナには430馬力のV6エンジンが搭載される。
　モデナ Sには、ブラックピアノのインサートが施されたスポーツバンパーや20インチのアルミホイールリムを採用し、運動性能を向上。ネリッシモ・パックとレッドブレーキキャリパーも装備する。
　インテリアに関しては、レヴァンテとクアトロポルテにブラックピアノトリム、ギブリにはダークミラートリムのインテリアを採用し、スポーティなラップアラウンドレザーシートを採用することで、ブランドらしい運転する楽しさを演出した。
トロフェオ
　トロフェオは、マセラティの個性である最大限のパフォーマンスを表現したトリムとして設定。快適性を犠牲にすることなく、しっかりとパフォーマンスにフォーカスし、パッケージ、そして何よりもパフォーマンスの点で最上位に位置する。エンジンは580馬力の強力なV8ツインターボエンジンを搭載、カーボンファイバー製のトリム、21インチのアルミホイールリム、レッドのブレーキキャリパーといった装備がエクステリアを飾る。インテリアは、フルグレインの “Pieno Fiore”天然皮革を使用したスポーツシートを備えた。
　ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテ それぞれのトロフェオトリムは、より高性能で高速でありながら、安全面も極めて高い性能を備えたとしている。

モデル価格一覧（2021.11.2現在）

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