車種別・最新情報
更新日:2021.11.11 / 掲載日:2021.11.11
スズキ インドで新型「セレリオ」発売 インドにおける主力モデルのコンパクトカー

スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ)は現地時間の11月2日、全面改良したコンパクトカーの新型「CELERIO(セレリオ)」を発表した。11月よりインドで販売を開始し、順次中南米、中東、アフリカなどへ輸出も開始する。価格帯は499,000~694,000インド・ルピー(日本円で約76万~106万円)。
> スズキの中古車一覧はこちら
> スズキの新車見積もりはこちら
2014年より発売 広い車内空間でインドの主力モデルに
セレリオは2014年にインドで発売して以来、コンパクトなボディーに広い室内と荷室で支持を集め、主力モデルに成長。今回、初めて全面改良を行った新型セルリオはスタイリングを一新、新たなエンジンとプラットフォームを採用することで軽量化と燃費向上を図り、足回りや荷室の空間を広げた。
今回の発表に際し、マルチ・スズキの鮎川堅一社長は「インドの自動車業界は、パンデミックの影響でパーソナルモビリティーのニーズが高まり、かつてないほどの変化を遂げています。インドは主に小型車市場であり、乗用車の総販売台数の約46%はハッチバックが占めています。リーディングカーメーカーとして、自動車産業の復興を推進することは私たちの責任です。新型セレリオで、私たちはこの国で最も重要な乗用車セグメントを盛り上げていきたいと思います」と語っている。
2020年度のインド乗用車市場は約271万台で、そのうちの約半数は新型セレリオのようなハッチバックが占めているという。マルチ・スズキではエントリーカーやセカンドカーユーザーを主なターゲットとした新型セルリオを投入し、新規や乗り換え需要の獲得を狙うとしている。同モデルの生産は生産はマルチ・スズキのマネサール工場で行われる。
都会的なエクステリア&広い室内空間

新型セレリオの外観はスタイリッシュで都会的なデザインで、アクティブなスタイルを表現した。躍動感あふれるフロントヘッドランプ、しずく型のテールランプ、クロームメッキを施した新開発のラディアント・シグネチャー・フロントグリルが活動的なデザイン・シグネチャーを強調。ボディーは抑揚のある曲線によって、躍動感のある形状に仕上げた。また、15インチのブラックアロイホイールやフロントフォグランプといった装備も取り揃えている。
ボディカラーは新色として設定されるスピーディブルー、ソリッドファイアレッドを含む、全6色が用意された。
インテリアは、広い室内空間を活かしたレイアウトで、快適性を向上。各所にクロームメッキパーツを施し、スタイリッシュに仕立てられた。また、インパネ中央には7インチタッチパネル式ディスプレイオーディオを備えている。
燃焼効率の良いデュアルジェットエンジン搭載
デュアルジェットエンジン(イメージ) オートギヤシフト(AGS)
パワートレインには、燃焼効率の良いデュアルジェットエンジンを採用、軽量で高剛性のプラットフォームHEARTECT(ハーテクト)に搭載した。トランスミッションは、5速MTに加え、MTをベースとしたクラッチ操作の不要なオートギヤシフト(AGS)を用意。AGS搭載車にはヒルホールドアシスト機能が採用されている。
主要諸元
全長×全幅×全高:3,695mm×1,655mm×1,555mm
ホイールベース:2,435mm
エンジン:1.0Lガソリン
トランスミッション:5MT/AGS
> スズキの中古車一覧はこちら
> スズキの新車見積もりはこちら