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更新日:2021.12.08 / 掲載日:2021.12.08
2022年型CX-9 米国で発表 i-ACTIV AWD標準装備

米国マツダは現地時間の12月7日、3列クロスオーバーSUVの「CX-9」2022年モデルを発表した。今冬より米国で発売され、価格帯は35,280USドル~47,210USドル(日本円で約399万円~約535万円)。
北米の主力モデルに並ぶ大型SUV
「CX-9」は全長5,000mm超の7人乗り大型クロスオーバーSUVで、2007年の市場投入以来、北米ではマツダの主力モデルとして高い人気を誇る。現行型の2021年モデルはSKYACTIV-G 2.5ターボエンジンを搭載、駆動方式はFWDとAWDの2タイプを用意し(最上級グレードの「シグネチャー」はAWDのみ設定)、ファミリー層をメインターゲットに全5グレードと幅広いラインアップを揃えていた。
全モデルでAWDのみのラインアップに
2022年型モデルは最高出力250馬力のSKYACTIV-G 2.5ターボエンジンと6速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、全車にi-ACTIV AWDを標準装備。i-ACTIV AWDは前後駆動トルク配分を自動で最適化することでタイヤスリップを最小化し、効率的な走りを実現する全輪駆動システムで、コーナリングでの操舵性やオフロード走行時の高い安定性に寄与する。
また、エンジントルクの制御によってコーナリングでの安定性を高める「G-ベクタリング・コントロール・プラス」と、悪路走行時のスムーズな脱出をサポートする「オフロード・トラクション・アシスト」を全車に採用し、走行時の安心感向上を図っている。
新グレード「ツーリングプラス」を追加 全6グレードで選択肢の幅を拡充
今回のCX-9は、最新のMazda Connectインフォテインメントシステムを搭載した10.25インチのフルカラーセンターディスプレイ、フロントシートヒーター、プッシュボタンスタート、リモートキーレスエントリーシステム、3ゾーンオートマチッククライメートコントロール、電動パーキングブレーキ、リアビューカメラ、リアサイド&リフトゲートウィンドウプライバシーガラスなどを標準装備。Mazda ConnectはApple CarPlayやAndroid Autoとの連携機能も備える。
グレードは「ツーリングプラス」を新たに加えた全6グレード展開とし、「ツーリングプラス」にはベンチレーテッドフロントシート、運転席パワーシート(メモリー付)、ブラックメタリック20インチアルミホイール、グロスブラックフロントグリル、アルミ製ルーフレール、フレームレスバックミラーなどを装備。最上級グレードの「シグネチャー」は、ナッパレザーでしつらえたインテリアを採用したほか、1列目と2列目のシートには独特のキルティングとパイピングを施し、エレガントさを醸し出す仕立てに。外装にもブリリアントシルバー仕上げの20インチアルミホイールや、チタングレーメタリック仕上げのフロントグリルなどをあしらい、最上位ならではの上質感を演出した。