ブラジル日産　キックスの特別仕様車「X Play」発表

　日産のブラジル法人は現地時間の12月14日、コンパクトSUVの「キックス」に1,000台限定の特別仕様車「キックス X Play」を設定したと発表した。同モデルはブラジル市場向けにリオデジャネイロ内の工場で生産、販売される。

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レッドのアクセントカラーが目を引くスタイル

　同モデルはボディカラーにパールダイヤモンドホワイトを採用し、レッドルーフの2トーンカラーを組み合わせているのが特徴。限定車専用のX Playバッジをリアゲート中央に装着、さらにリアゲート上部には専用のブラックエアロフォイルを備える。また、ミラーカバーもレッドに仕立て、フロントグリルには赤色のシリアルナンバープレートが装着されている。ホイールは、専用のグロスブラック仕上げ17インチホイールが用意された。
　Vモーショングリルやフローティングルーフデザイン、シャークアンテナなどといったデザインは、ベース車両のものを継承している。

インテリアにも赤のアクセント　快適性高める先進装備も揃える

　内装はステアリングホイールベースやダッシュボード、アームレスト、シートなどにレッドのダブルステッチなどを施し、スポーティな雰囲気に。また、ワイヤレス充電や専用オープニングスクリーン、8インチタッチスクリーンなど快適性を高める先進装備を備えた。さらに、スマートキー、プッシュボタンスタートエンジン、ゼログラビティシート、ステアリングオーディオコントロール、クルーズコントロール、電子式バックミラーなども追加されている。

　安全装備については、ビークルダイナミックコントロール（VDC）、全車種6エアバッグ（フロント2、サイド2、カーテン2）、アンチロックブレーキシステム（ABS）、電子制御ブレーキシステム（EBD）、ブレーキアシスト（BA）を採用。ダイナミックコントロールモジュール（IDM）、ヒルスタビリティアシスト（HSA）、タイヤ空気圧監視システム（TPMS）、後席ベビーシートアンカレッジシステム（ISO-FIX）も備えられた。

　日産・キックスはe-POWER搭載のSUVとして日本に導入される以前より、海外市場向けのクロスオーバーモデルとして販売されており、現行車は2016年より市場展開している2代目。メキシコやラテンアメリカでは、人気モデルの一つとして地位を確立しており、今回発表された特別仕様車のベースにもなっている。

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