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更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.01.12
米国トヨタ 新型タンドラに高級グレード“キャップストーン”導入
米国トヨタは現地時間の1月11日、フルサイズピックアップトラックの新型タンドラに、ラグジュアリー感溢れる新グレード“キャップストーン”を導入すると発表した。同グレードは今春より販売予定としている。
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i-FORCE MAXパワートレイン搭載した新たなフラッグシップ
今回新たに設定された“キャップストーン”は、プレミアム感、豪華さ、パワーをシームレスに融合させ、充実した装備内容が魅力の上位グレード。ドライブトレインは最高出力437ps、最大トルク583lb.ftを発揮するi-FORCE MAX 3.5L ツインターボ V6 ハイブリッドエンジンを搭載し、10速オートマチックトランスミッションが組み合わされる。新開発の高強度スチール製フレームを採用しており、最大牽引力は10,340ポンド(約4,690kg)、最大積載量は1,485ポンド(約673kg)としている。
内外装は各所に高級感を演出
内外装はラグジュアリー感のある装備を取り揃えた。ホイールは、2022年モデルラインアップの中でも最大サイズとなる22インチサイズを標準装備、スタイリッシュなダーククローム仕上げで存在感のある足回りを演出。フロントには、カラーリングされたアウターフレームとクロームのインナーメッシュを組み合わせたグレード専用のグリルを採用、ミラーキャップやテールゲートインサートなどもクロームで揃えた。
シートはセミアニリンレザーを採用、スタイリッシュなパーフォレーションやブラック&ホワイトのカラーコンビネーションで質感良く仕立てた。
センターコンソールと助手席側ダッシュボードは、木目を際立たせるオープンポア仕上げのダークアメリカンウォールナットをアクセントに使用しており、イルミネーションも内蔵。そのほか、パノラミックムーンルーフ、フロントドア遮音ガラス、ステアリングヒーター、10インチカラーヘッドアップディスプレイなども標準装備としている。
先進機能も充実
インパネ中央には、14インチの大型マルチメディアタッチスクリーンディスプレイを標準装備。これにはトヨタオーディオマルチメディアシステムが搭載されており、音声認識システムを備えたインテリジェントアシスタントでナビゲーションや車載機能の操作などを行うことが可能。Apple CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス接続にも標準で対応する。
安全装備については、荷台や車体の両サイド、さらにトレーラーの接続部なども表示できるパノラミックビューモニターを装備、14インチディスプレイやデジタルディスプレイ・バックミラーで映像を確認できる。また、トヨタのアクティブセーフティシステムであるToyota Safety Sense 2.5を標準装備し、歩行者検知機能付きプリクラッシュシステムやエマージェンシー・ステアリング・アシスト、ダイナミックレーダークルーズコントロール(DRCC)、レーンディパーチャーアラート、レーントレーシングアシスト、オートマチックハイビーム、ロードサインアシストなどを搭載。さらに、ブラインドスポットモニターやリアクロストラフィックアラート、フロント&リアパーキングアシスト(自動ブレーキ付)なども標準装備としている。