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更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.03.07
ボルボ C40 シングルモーター搭載車を欧州向けに新設定
ボルボは現地時間の3月4日、ブランド初のEV専用モデル「C40 リチャージ」にシングルモーター仕様の新グレードを、欧州向けに新設定すると発表した。また、XC40のEVモデル「XC40 リチャージ」について、エクステリアデザインを改良したことも併せて発表した。
フロントアクスルにモーター搭載 最大航続距離は434km
ブランド初のEV専用モデルとして誕生したC40 リチャージは、ブランドの電動化に向けた重要なステップに位置付けされ、先進技術の導入のみならず、車内をレザーフリーのインテリアとするなどサステナビリティを実現。また、オンラインを中心とした販売展開を取るなど、新たなチャレンジも行われている。
今回はEVモデルのラインアップ拡充を図るものとして、シングルモーター仕様車を設定。これによりC40 リチャージの欧州向けラインアップは4モデル展開となる。
同モデルは、前輪に動力を供給するモーターを搭載する。その動力源となるバッテリーは69kWhで、WLTPサイクルでの1充電当たりの最大航続距離は434km。また、急速充電では、約32分で10-80%の充電が可能となっている。
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XC40 リチャージはフロントフェイス刷新 C40 リチャージとの共通性を強調
今回、併せて発表となったXC40 リチャージの改良は、エクステリアデザインの刷新が中心に。フロントバンパーとフレームレスグリルプレートを新たに採用し、C40 リチャージと共通性を持ったフロントフェイスとなった。また、同モデルの特徴の一つとなっていたトールハンマー・ヘッドライトには最先端のピクセルLEDライト技術を採用、対向車のドライバーを眩惑させることなく、自動で効率的に前方を照らす機能が加えられた。
また、ホイールも新デザインとなり、ボディカラーも新色を用意。さらにインテリアでは、プレミアムレザーフリーのオプションが追加され、パーソナライズの選択肢を増やした。
同社のデザイン責任者によれば、完全な電気自動車メーカーとなるのに合わせ、デザイン言語も変更が加えられ、今回のXC40 リチャージの改良は、よりスマートなフロントと一体感のあるグリルで、よりモダンな表情を表現したとしている。
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