車種別・最新情報
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.03.08
新型8シリーズ&M8 米アメリア島のイベントで世界初公開 BMW

BMWは現地時間の3月8日、クーペスタイルの高級スポーツカーである新型8シリーズおよびM8を米フロリダ州で開催中の「アメリア島コンクールデレガンス2022」にて世界初公開した。
伝統的なクラシックカーショーで初披露



アメリア島コンクールデレガンスは毎年3月第2週に開かれ、希少かつエレガントな車両が集まるものとしてペブルビーチコンクールデレガンスなどと並び、米国で開催される権威ある自動車イベントの一つに数えられている。
今回初めて一般公開となった新型8シリーズは、エンジンに最高出力460kW/625psのMツインターボV8エンジンを搭載。クーペ、コンバーチブル(カブリオレ)、グランクーペの3種をラインアップし、それぞれにMスポーツ・パッケージが標準装備となる。デザインを一新したフロントセクションの中央には、イルミネーションを施したアイコニック・グロー・BMWキドニーグリルを備える。また、ボディカラーに新色を用意するほか、Mライト・アロイホイールも新デザインとし、初採用のMシャドーラインライトなど、ひと目での印象をより強調する外観に仕立てられた。
インテリアでは、マルチファンクションシート、Mレザー・ステアリングホイール、その他Mモデル専用装備を標準装備に揃え、ダイナミックかつエクスクルーシブなキャラクターを強調。また、12.3インチに大型化したコントロールディスプレイを備えたBMWライブ・コックピット・プロフェッショナルを標準装備とし、使い勝手の良さを追求している。
そのほか、Mスポーツエグゾーストシステム、BMWレーザーライト・ヘッドライト、M専用BMWヘッドアップディスプレイ、メリノ/アルカンターラ・フルレザーインテリアなどの装備を備える。
BMW M社50周年を50台のスポーツカーで振り返る特別展示も開催



また、今回はBMWのモータースポーツ部門であるBMW M社の50周年を記念した特別展示も開催。M社50年の歴史に残る画期的なスポーツカー50台が一挙展示された。中には現在のBMW M8の前身モデルも並んでおり、米国での展示は今回で2度目という貴重な機会となった。そのほか、1980年型BMW M1、1999年ル・マン24時間レースを制したBMW V12 LMR、そして今後市販化が予定されているEV仕様のBMW iX M60など新旧のMモデルに加え、個人所有の車両も数多く展示され、M社のアニバーサリーを盛大に祝った。
関連記事:BMW 8シリーズグランクーペがアーティストと大胆コラボ!
BMW 改良新型8シリーズ3車種 欧州発表 フロントデザイン刷新