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更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.03.15
日産 中東向けオフローダー「パトロール スーパーサファリ」発表

日産の中東法人は現地時間の3月14日、クロスカントリーモデル「パトロール スーパーサファリ」の2022年モデルを発表、同日より発売した。同モデルはUAEやイラク、ヨルダン等中東各地で販売される。
砂漠と相性の良いオフロード性能


日産・パトロールは、日本国内では「サファリ」の名で2007年まで販売されていた大型のクロスカントリー4WD。現在、中東ではパトロールがクロスオーバーモデルに近い位置付けにされているのに対し、よりオフロード性能に特化した「パトロール サファリ」を設定。今回発表されたモデルは、パトロール サファリの上位モデルに位置付けされる。
今回の発表に際し、マネージング・ディレクターのティエリー・サッバーグ氏は「パトロール スーパーサファリは中東の人々に深く根付いており、アラビア半島の砂漠との相性の良さを反映しています。2022年モデルでは、モデルのオフロード性能を維持しつつ、革新的なデザインと技術要素の統合により、中東のユーザーにさらなる価値と利便性を提供します」と語っている。
4.8リッター直列6気筒エンジン搭載 高い悪路走破性を実現




エンジンは最高出力280ps、最大トルク451Nmを発生する4.8リッター直列6気筒エンジンを搭載、これにVTC、NICS、5速AT(MTも選択可)を組み合わせ、オフロードでの高い走行性能を維持しつつ、オンロードでもスピード感ある走行を実現。また、直進性を高めるトランスファーとリアデフロックにより、悪路走破性を高めた。
そのほか、電子制御式パワーステアリングの採用に加えて、クルーズコントロール、タイヤ空気圧監視システム、ABS、デュアルフロントSRSエアバッグ、ビークルダイナミックコントロール(VDC)などの機能も備える。
存在感のある外観×利便性に長けた内装


外装は、タフさを強調したデザインが特徴。また、ボディカラーはブラック、ホワイト、ゴールドの3色を用意するほか、ルーフ、バンパー、ホイールアーチ、スペアタイヤカバーをグレーもしくはゴールドから選択し、好みのカラーリングに仕立てられる。ホイールは17インチのダイヤモンドカットアルミホイールを装着する。


内装では、表皮をPVC、ウーブンファブリック、タンレザーから選択可能で、後者にはスーパーサファリのエンボス加工が施される。また、AppleCarPlayでスマートフォンと連携できる2DINディスプレイオーディオシステム、ワイヤレス充電器を備え、快適性を高めた。


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