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更新日:2022.04.22 / 掲載日:2022.04.22
マルチスズキ 東南アジア向け新型MPV「XL6」発売

スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ)は現地時間の4月21日、同社の高級車ブランド「NEXA(ネクサ)」より新型MPV「XL6」を発売した。車両本体価格は1,129,000ルピー(約190万円)から。
NEXAブランドのハイエンドモデル

同モデルは、同じく東南アジア向けに展開されているMPV「エルティガ」がベース。快適性を高める装備を充実させるとともに走行性能も高められ、2022年4月現在、ネクサが取り扱う中でもハイエンドモデルとして存在感を示している。
同社の竹内寿志社長は「XL6は、NEXAにとって非常に成功したモデルです。短期間でプレミアムMPVとしての地位を確立することができました。このたびの新型XL6の導入は、より大胆で機能的なプレミアムユーティリティを求めるお客様の声に応えたものです。このプレミアムMPVは、快適性と利便性を向上させ、今日のモダンバイヤーを喜ばせるに違いありません。新型XL6は、NEXAの新しいデザイン言語“CRAFTED FUTURISM”に基づき、デザインを一新し、先進の機能を備え、次世代パワートレインと新型6速オートマチックトランスミッションが搭載されています。新型XL6は、NEXAのお客様にもきっとご満足いただけると確信しています」と語っている。
「Crafted Futurism」を体現した大胆なデザイン



新型XL6は、ネクサがデザイン言語として掲げる「Crafted Futurism」を採用。芸術的かつ作り込まれたデザイン、先進テクノロジーの採用、それらがもたらすドライビングエクスペリエンスの3点を柱としており、同モデルのデザイン面においては、シティスタイルにマッチした大胆なデザインとして体現している。
エクステリアでは、“Xバーエレメント”をあしらった大胆な新フロントグリルと、フロント&リヤのスキッドプレート付オールラウンドボディクラッディングの組み合わせが、存在感を主張。4チャンバータイプのLEDリフレクターヘッドランプも力強さを感じさせる。サイドではツートンカラーの16インチアロイホイール、グロスブラック仕上げのB&Cピラー、フェンダーサイドガーニッシュがタフな印象を演出。リアには個性的なデザインのLEDテールランプ、クロームインサート付バックドアガーニッシュ、そして大きく張り出したバックドアスポイラーやシャークフィンアンテナが配された。


一方のインテリアは快適性を追求した装備が揃えられ、プレミアム感のある印象に。最前列のシートはベンチレーテッド仕様で、2列目はキャプテンシート、3列目はリクライニングシートを備え、すべての乗員が快適に過ごせるよう配慮。また、後席用にはルーフマウント型エアコンも備えられた。空冷式ドリンクホルダー、ユーティリティボックス付きフロントアームレスト、スマートフォン収納、各列のボトルホルダー、各列の電源ソケット(オプション)など、ユーティリティも充実させた。
インパネ中央には7インチのSmartPlay Proタッチスクリーンインフォテインメントシステムを備え、シームレスなコネクテッドドライブ体験を提供。スズキコネクトにも対応し、ACコントロールや車両の状態管理など40以上の機能を遠隔操作で可能。また、音声アシスタント機能も備えられた。
排気量1.5リッターの次世代「Kシリーズ」デュアルジェット・デュアルVVTエンジンを搭載


パワートレインは、次世代「Kシリーズ」の1.5L デュアルジェット・デュアルVVTエンジンを搭載、最高出力75.8kW/6,000rpm、最大トルク136.8Nm/4,400rpmを発生する。また、トランスミッションは5速MTに加え、パドルシフト付新型6速ATから選択可能としている。
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