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更新日:2022.09.30 / 掲載日:2022.09.30
ロールスロイスブラックバッジゴーストのカスタム車発表 ノビテック

ドイツのチューナーブランド「ノビテック」の日本法人であるノビテックグループジャパン(運営:スーパースポーツコレクション、本社:神戸市東灘区)は9月29日、ロールス・ロイスの高級セダン「ゴースト」の最上位モデルである「ブラックバッジ ゴースト」の内外装をカスタマイズし、さらなる付加価値を付けた「ロールス・ロイスブラックバッジ ゴーストSPOFECバージョン」を発表した。
【エンジン】最高出力・最大トルクともに性能向上 0-100km/h加速は4.3秒
SPOFEC仕様では、6.75L ツインターボV12エンジンにチューニングを施し、プロセッサー制御のSPOFEC N-TRONICプラグアンドプレイ・パフォーマンス・モジュールを、電子エンジン管理システムに適合。インジェクションとイグニッションのマップをカスタムプログラムし、ブースト圧を適度に上げることで、性能を大幅に向上させている。
これにより、最高出力は519kW/706hp、最大トルクは1,002Nmに向上。車が静止した状態から時速100km到達は4.3秒で、カタログ値より0.5秒縮められている。なお、最高速度は電子制御のためカスタム前と同じ250km/hとしている。
【マフラー】テールパイプが見えるタイプと見えないタイプの2種類を用意

SPOFEC仕様のマフラーは、ステンレス製のスポーツエギゾーストシステムも含まれており、テールパイプが見えるタイプと見えないタイプの2種類を用意。バタフライバルブを備えたバージョンでは、コックピットからのリモートコントロールによって、排気音の音量のコントロールを可能とした。
【エクステリア】カーボン製のエアロダイナミクスオーダーメイドパーツを採用


エクステリアは、ブラックバッジゴーストの外観を受け継ぎながらも、オーダーメイドのカーボン製エアロダイナミクス強化パーツを装着。贅沢な外観と機能性の高さを兼ね備えた。
フロント部分は、SPOFEC仕様の部品と純正部品を置き換えられるように設計。高速走行時のフロントアクスルの浮き上がりを抑え、操縦安定性を最適化するエアロダイナミクス効率に優れているほか、大型のエアインテークにより、ラジエーターやフロントブレーキへの気流を効果的に導くことができる。
また、オプションとして縦に配置されたLEDポジションマーカーも用意されている。
ロッカーパネルは、ショートホイールベース車用とロングホイールベース車用の2種類を用意。リアパネルは、エキゾーストテールパイプのカットアウト有無を選択でき、トランクのリップスポイラーと相まって、スポーティな雰囲気を際立たせている。
【ホイール】共同開発の22インチホイールを採用 車高を下げられるSPOFECサスペンションモジュールも設定

ホイールは、フロントとリアのホイールアーチ下のスペースを有効活用するため、アメリカの高級ホイールメーカー「ボッセン」と共同開発したSPOFEC製22インチキングサイズホイール「265/35 ZR 22」と「295/30 ZR 22」の2サイズを採用。
フロントアクスル用9.5Jx22サイズ、リアアクスル用10.5Jx22サイズの専用リムは、高度な技術を持つ鍛造・機械加工技術によって製造、表面処理も多彩でカラーは72色から選択可能となっている。
また、ゴーストのエアサスペンション制御に介入することで、時速140kmまでは車高を約40mm下げることができるSPOFECサスペンションモジュールも設定。それ以上の速度では自動で元の車高に戻るため、車高の戻し忘れを防ぐ。
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