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更新日:2022.10.20 / 掲載日:2022.10.20
ルノー レトロなSUV風BEV「4エバー トロフィー」欧州発表
ルノーは現地時間の10月17日、現在開催中のパリモーターショーにてコンセプトモデル「4EVER TROPHY(フォーエバー トロフィー)」を世界初公開した。
往年の名車「ルノー 4(キャトル)」を現代風にオマージュしたライトウェイト・オフローダー
4エバー トロフィーのベースデザインとなったのは、ルノーが1960年代から90年代にかけて製造・販売していた「ルノー 4(キャトル)」。100か国以上の地域で800万台以上販売され、販売終了となって約30年が経つ現在も根強い人気を持つ大衆車だ。今回は古い記憶と未来を繋ぐモデルとして、BEV仕様で製作された。また、今年がルノー 4によるラリー「4L Trophy」の開催25周年に当たることを記念して、オフローダーのテイストがデザインに加えられている。
ボンネットやバンパー、リアの角張ったシルエットはルノー 4を意識したもの。後輪の真上に位置する台形のサイドウィンドウやリアランプの形状も、現代的解釈を加えつつ名車の姿を再現している。
一方でフロントグリルには先進技術を投入。ルノー 4のアイコンであったワイドな水平グリルを下地に、マトリクスLEDライトを採用したヘッドライトを搭載して未来的なイメージを強調させた。立体的にデザインされたルノーのエンブレムも鮮烈な印象を与える。ボディはガンメタリックシルバーで塗装、ルーフストラップやサスペンション、ホイールエンブレムなどにマゼンタを配色してアクセントを加えた。
ルノーではこの4エバー トロフィーを参考に、BセグメントのSUVを開発予定としている。
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