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更新日:2023.04.27 / 掲載日:2023.04.12
ヒョンデ 新型EV「アイオニック6」ワールドカーアワード3賞獲得

ニューヨーク国際オートショーにて現地時間の4月5日、「2023 ワールド・カー・アワード」の結果が発表され、セダンEV「IONIQ 6(アイオニック6)」が「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」をはじめ、「ワールド・エレクトリック・ビークル」「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」の3賞を受賞した。
ワールド・カー・アワードで2年連続の3冠を達成
ワールド・カー・アワードは32ヶ国100名の自動車ジャーナリストからなる審査員が、2022年に発売された車種について6部門で投票を実施し、上位3台のファイナリストで決選投票を行う。
今回ワールド・カー・オブ・ザ・イヤーの栄誉に輝いたアイオニック6のヒョンデは、ワールド・カー・アワードで2年連続の3冠を達成。昨年は、アイオニック5で同賞を獲得している。
【アイオニック6】ヒョンデのEV専用ブランド「アイオニック」2番目のモデル

アイオニック6は、専用のE-GMP(Electric-Global Modular Platform)アーキテクチャーを最大限に活用し、わずか18分で10~80%の充電が可能な800V超高速充電機能と、広々としたインテリアを備える。
空気抵抗係数がわずか0.21のアイオニック6は、市場でも空力効率とエネルギー効率が最も高いEVに含まれる。
このElectrified Streamlinerは、1回の充電で614kmの航続距離(WLTP)が得られ、18インチタイヤを装着した標準仕様の2WD車は、エネルギー消費量(WLTP)13.9kWh/100kmを実現している。

IONIQ 6の多数の機能には、V2L(Vehicle-to-Load)テクノロジー、運転支援システム、OTA(Over-the-Air)ソフトウェアアップデートによる高度なコネクティビティが含まれている。
人間工学に基づいた広々としたインテリアは、2,950mmの長いホイールベースを最大限に活かし、デュアルカラーアンビエントライティング、スピードシンクロライティング、EVパフォーマンスチューンアップ、エレクトリックアクティブサウンドデザイン(e-ASD)など、Eモビリティ体験を向上させるための様々な機能を備えている。
受賞を記念しアイオニック6を2台日本に試験輸入予定

ヒョンデは、この度の受賞を記念し、試乗および展示を目的にアイオニック6を2台を日本に試験輸入する予定。なお、日本での正式導入・販売は未定としている。
また、ヒョンデは、2030年までに高級ブランド「Genesis」を含む17モデルの新型BEVを投入する計画で、2030年までに世界のBEVの年間販売台数を187万台に引き上げることを目指している。
その他の受賞モデル

その他の部門では、ワールド・ラグジュアリー・カーにアメリカの電気自動車メーカーであるルシード・モータースのミドルクラスEVセダン「エア」が選出。
ワールド・パフォーマンス・カーには起亜のクロスオーバーEV「EV6 GT」が、ワールド・アーバン・カーではシトロエン「C3」がそれぞれ選出された。
なお、日本メーカーのモデルでは、ワールド・パフォーマンス・カー部門でトヨタ・GRカローラの2位が最高位だった。


ヒョンデ・モビリティ・ジャパン公式HP:https://www.hyundai.com/jp/
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