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更新日:2023.07.16 / 掲載日:2023.07.16
日産「セレナ」「ノート」など5車種・延べ100万台超のリコール
日産自動車は7月14日(土)、「ノート」や「セレナ」など計5車種のリコール情報を国土交通省に届け出した。リコールの対象は「ノート」「ノートオーラ」「セレナ」「リーフ」「キックス」の5車種で、2016年8月〜2023年3月製造の延べ109万5458台。
このうち478,199台は、e-POWER車及び電気自動車の電子制御装置(ビークルコントロールモジュール)において、開発時にモーター出力制御プログラムの評価が不十分なため、プログラムに不備があるとしている。

また、「ノート」「セレナ」「キックス」の3車種・484,025台については、発電用エンジンの原動機(ブローバイホース)において、開発時の評価が不十分なため、ホース表面の劣化を防止するプロテクタの寸法が不足しており、このため、使用過程においてプロテクタで覆われていない部位のホース表面に亀裂が発生し、最悪の場合、エンジンが始動せず、走行中にモーターが停止し、走行できなくなるおそれがあると発表している。

このほか、「セレナ」126,800台にエンジンルームのハーネスの不備、「ノートオーラ」6,434台にヘッドランプの不備があったと報告されている。


問い合わせ:
国土交通省自動車局審査・リコール課リコール監理室
TEL:(03)5253-8111 (内線42361)
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