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更新日:2023.09.20 / 掲載日:2023.09.20
コスパ最良な軽自動車はどれだ!?燃費ランキングTOP10
運転初心者からベテランドライバーまで、老若男女問わず高い支持を集める軽自動車。運転しやすいコンパクトなサイズ感もさることながら、普通車よりも維持費を抑えられることが何よりの自慢。昨今のガソリン価格事情も踏まえ、軽自動車を愛車にしている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな軽自動車の中でも特に燃費性能に優れたTOP10をご紹介します!
※当ランキングはJC08モードの数値をもとに作成しています。
※グーネットの登録台数に関する情報は2023年9月時点のもの
第9位は同率で3台がランクイン!
ワゴンR(スズキ)
JC08モード:33.4 km/L
WLTCモード:25.2 km/L
第9位に入ったのは軽トールワゴンの先駆け的存在であるスズキ・ワゴンR。1993年に初代モデルが登場し、現行型は6代目を数えます。
軽自動車ながら、大人4人がゆったり乗れる広い室内が特長。代を重ねるごとに燃費性能にも改良が加えられ、現行型には発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを搭載しました。また、トランスミッションにCVTと5MTの2種類を設定しているのも特色です。
グーネットでは8,000台弱の登録があり、現行型は走行距離2万km以下の低走行物件が豊富。反面、先代以前のモデルは5万km超の物件が多くなっています。
ワゴンRスティングレー(スズキ)
JC08モード:33.4 km/L
WLTCモード:25.2 km/L
ワゴンRの基本性能を引き継ぎつつ、より精悍なデザインを内外装に採用して独自の世界観を表現したのがスズキ・ワゴンRスティングレーです。3代目ワゴンRの後期に当たる2007年に最初のモデルが登場しました。
初登場以来、フロントグリルとヘッドライトを横一文字に配置してワイド感を強調したデザインが定着していましたが、2017年のフルモデルチェンジに合わせてデザインを刷新しています。なお、グリルとヘッドライトを横一文字に並べたデザインは、2022年に登場した新たな派生モデルのワゴンRカスタムZに引き継がれました。
グーネットでの登録台数は約2,600台。10年落ち、走行距離5~7万kmの物件が中心層となっています。
フレア(マツダ)
JC08モード:33.4 km/L
WLTCモード:25.2 km/L
ワゴンRのOEM車であるマツダ・フレアも9位に並んでランクイン。2012年より販売スタートしており、現行型は2代目です。
デザインは現行型ワゴンRを踏襲したものとなっており、フロント中央にマツダのエンブレムが装着されています。
グーネットでは約600台の物件が登録され、走行距離5万~9万kmが中心です。
第7位に“エコ”な2台がランクイン!
アルトエコ(スズキ)
JC08モード:35.0 km/L
WLTCモード:— km/L
第7位には、販売当時に優れた燃費性能でクルマファンの話題となったスズキ・アルトエコがランキング入り。2011年にアルトの派生モデルとして誕生、ベース車がフルモデルチェンジを迎えた2014年まで販売されていました。
徹底した軽量化と装備で省エネルギーを追求しているのが最大の特色で、燃費性能は初登場時の30.2km/Lから2013年の一部改良で35.0km/Lを達成(JC08モード)。リアランプ類をLED化するなど省電力にも注力されました。
10年近く前のモデルとなるため、グーネットの登録台数も約350台とやや少なめ。走行距離5万~7万km、車両本体価格50万円前後の物件が中心となっています。
キャロルエコ(マツダ)
JC08モード:35.0 km/L
WLTCモード:— km/L
アルトエコのOEM車に当たるマツダ・キャロルエコは同率7位。基本性能に加えてデザインもキャロルエコをそのまま採用しているため、エンブレムがその違いとなります。
グーネットの登録台数はベースモデルに比べてぐっと減り、約60台。2014年式、走行距離5万km台が中心で、本体価格30万円前後の物件が目立ちます。
第4位にランクインしたのはこの3台!
ミライース(ダイハツ)
JC08モード:35.2 km/L
WLTCモード:25.0 km/L
第4位にはダイハツ・ミライ―スとそのOEM車がランクインしました。ミライ―スは、1980年の誕生以降、軽ブランドの一つとして地位を確立したミラシリーズの一つで、省燃費性能に優れた性能が特長。シリーズ元祖のミラが2018年で販売終了となってからは、シリーズのエントリークラスとなりました。
現行型は2代目で、車両重量650kg(2WD車)という徹底した軽量化を軸にした省燃費性能が特長です。
グーネットの登録台数は約5,100台で、各年式ともまんべんなく豊富な台数が登録されています。100万円以内・高年式・低走行といった好条件の物件でも探しやすい状況です。
ピクシスエポック(トヨタ)
JC08モード:35.2 km/L
WLTCモード:25.0 km/L
ミライ―スのOEM車の一つであるトヨタ・ピクシスエポックは、2023年9月現在のトヨタラインナップの中では唯一の軽乗用車。基本的な性能やデザインはベースモデルと同じです。
グーネットでは400台弱の物件が登録。ミライ―スに比べると高年式車を探しづらいため、特にこだわりが無ければ姉妹車も視野に入れるのが購入の近道となりそうです。
プレオプラス(スバル)
JC08モード:35.2 km/L
WLTCモード:25.0 km/L
ミライ―スのもう一つの姉妹車がスバル・プレオプラス。こちらもミライ―スと基本性能やデザインを共有していますが、グレード体系が3種類とシンプルになっているのが特徴的(ミライ―ス、ピクシスエポックは特別仕様車含めて6グレード)。
グーネットの登録台数は300台弱で姉妹車のピクシスエポックよりも少なめ。高年式の中古車を探すとなれば、ミライ―スなどを含めて検討するのが良さそうです。
単独第3位はウサギがかわいいあのモデル!
アルトラパン(スズキ)
JC08モード:35.6 km/L
WLTCモード:26.2 km/L
単独第3位に輝いたのは、ウサギのエンブレムがかわいらしいスズキ・アルトラパンです。女性ユーザーを意識したパステル調のボディカラーやキュートなデザインに加え、アルトゆずりの低燃費が大きな魅力。現行型は3代目を数えます。
また、2022年にはレトロなデザインを取り入れたラパンLCがラインナップに追加されました。
グーネットでは現在、5,300台余りの物件が登録。2015年半ばまで販売された2代目が中心となっています。
第1位に輝いたのは……!
アルト(スズキ)
JC08モード:37.0 km/L
WLTCモード:27.7 km/L
第1位の座を射止めたのは1979年の誕生以来、リーズナブルな軽自動車として独特の存在感を示し、現行型は9代目を数えるロングセラーモデルのスズキ・アルトです。
現行型はマイルドハイブリッド搭載車をラインナップに加え、維持費を含めてリーズナブルに乗れるクルマを追求しています。
グーネットでは約3,500台の登録があり、2015~2018年式の8代目が中心。年間1万km未満の低走行車も多く、コスパ重視で日常の足を探すなら狙いたいモデルに挙げられます。
キャロル(マツダ)
JC08モード:37.0 km/L
WLTCモード:27.7 km/L
アルトと同率1位となったのは姉妹車のマツダ・キャロル。初代は自社生産モデルとして1962年に誕生しましたが、生産終了などの変遷を経て、1998年誕生の4代目からはアルトのOEM車となった経緯を持っています。
8代目となる現行型はマイルドハイブリッド搭載車をラインナップに揃える一方で、グレードやエンブレム周辺のデザイン、ボディカラーのバリエーションなどがアルトよりもシンプルになっているのが特徴です。
約450台がグーネットに登録されており、こちらも2015~2018年式が中心。ただし、アルトに比べると低走行の個体は少ない印象です。
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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