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更新日:2023.10.05 / 掲載日:2023.10.05
トヨタ ミライやbZ4Xなど2650台以上の電動モビリティ提供へ パリ五輪
トヨタは10月4日、国際オリンピック委員会(IOC)および国際パラリンピック委員会(IPC)のワールドワイド・モビリティ・パートナーとして、パリ2024に向け、モビリティを提供すると発表した。
燃料電池自動車「ミライ」など、大会公式車両の乗用車をすべて電動車で提供
トヨタは、パリ2024大会期間中、全体として2650台以上の電動車を提供。電気自動車(BEV)のbZ4X、プロエースおよびプロエース ヴァーソ、レクサス RZ、燃料電池自動車(FCEV)のミライなど、提供車両の約60%はゼロエミッション車両となる。
水素を燃料とするミライ(FCEV)は、大会関係者はじめアスリートやボランティア向けに500台を提供し、排出ガスゼロの移動を実現する。大会終了後は500台すべてがパリ市内を走るタクシーとして利用されるという。
また、ゼロエミッション車に加え、トヨタは約1000台のハイブリッド(HEV)とプラグイン・ハイブリッド(PHEV)を提供。RAV4はPHEVとHEVの両バージョンが用意され、カローラTS、ヤリス クロス 、ハイランダーもすべてHEVとして提供される。
電動車のほか、会場内のスムーズな移動を可能にするパーソナルBEV「C+walk S(座位型)」「C+walk T(立位型)」約250台も提供。
いずれも最高速度は時速6kmで走行し、ドライバーと周囲の安全を確保するため、前方の障害物検知システムを搭載。着座型はアスリートや関係者、大会ボランティア向け、立位型は大会スタッフやボランティア向けに使用される予定としている。
トヨタ 公式HP:
https://toyota.jp/
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