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更新日:2023.10.19 / 掲載日:2023.10.19
トノックス×フレックス「ランドクルーザー60」をEVに!ジャパンモビリティショーで初披露
車体製造・特装車架装メーカーのトノックス(神奈川県平塚市)とランドクルーザーとハイエースを専門販売するフレックス(東京都港区)は10月18日、共同で製作している「コンバージョンEVランドクルーザー60」をジャパンモビリティショー2023(10月26日~11月5日)に出展すると発表した。
2社は共同事業として2023年3月、ランドクルーザー60を電気自動車にする「ランクル60コンバージョンEVプロジェクト」を発足させた。「コンバージョンEV」とは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどのクルマにある従来のエンジンを電気モーターに置き換えた電気自動車を指す。
今回のプロジェクトで使用する車両は、1982年製のランドクルーザー60。製作過程では、レストアから開始し、エンジンを降ろしEV化するためにVCU(ビークルコントロールユニット)、モーター取り付け、電気配線を行う。後部(トランク)にはバッテリーを搭載。 最後に塗装を行い完成車となる。
バッテリーの容量により走行距離は変動するが、ランクル60はスペースが広いため、トランクだけでなく、様々な位置にバッテリーを搭載すれば、かなりの延伸に期待できるという。
ランドクルーザー60が電気自動車に生まれ変わるまでの過程において、クルマを手で触りながら考え、人と人が言葉を交わすことによってプロジェクトを進めてきたといい、そうした活動を通して、人とクルマの新しい関係性を模索することが同プロジェクトのテーマだとしている。
トノックス 公式HP:
http://tonox.jp
フレックス 公式HP:
http://flex.jp
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