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更新日:2023.10.19 / 掲載日:2023.10.19
トヨタ「カローラスポーツ」「アクア」など約4万8000台をリコール
トヨタは10月18日、燃料装置(高圧燃料ポンプ)の不具合で「カローラスポーツ」「カローラツーリング」「カローラ」および「C-HR」の4車種、計3万3399台(平成30[2018]年5月~令和5[2023]年9月生産)をリコールすると国土交通省に届け出た。
また、後部座席シートベルトが必要な性能を満たさない恐れがあるとして「アクア」1万4667台(令和5[2023]年1月~3月生産)のリコールも届け出た。
【カローラスポーツなど4車種】燃料ポンプの強度不足により亀裂が発生、燃料漏れの恐れも

国交省によると「カローラスポーツ」など4車種は、高圧燃料ポンプの強度不足のために亀裂が発生し、燃料漏れに至るおそれがある。この件について、不具合および事故の発生は起きていない。
改善措置として、対象車両の高圧燃料ポンプの製造番号を点検し、該当する場合は対策品に交換する。


【アクア】後席シートベルトに誤った仕様の部品を組付け

「アクア」については、後部座席のシートベルトに誤った仕様の部品を組み付けていた。そのため、衝突等でフォースリミッタが作動した際、ベルト引き出し量が意図せず増加して、乗員保護性能を満足しないおそれがある。
こちらも不具合・事故の発生はなく、該当する場合は良品と交換する措置を取る。



問い合わせ:
国土交通省自動車局審査・リコール課リコール監理室
TEL:(03)5253-8111 (内線42361)
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