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更新日:2024.01.13 / 掲載日:2024.01.13
ついにロードスターの2Lエンジン仕様が出る!?【東京オートサロン2024】
文●工藤貴宏 写真●川崎泰輝
東京オートサロン2024でマツダが明らかにしたのは、「MAZDA SPIRIT RACING」というブランドを立ち上げるということ。マツダの通常モデルに対して「街中からサーキットまで楽しく走れるクルマを目指す」として、既存のマツダ車をベースに内外装と走りをさらにスポーティに仕立てるとのことです。トヨタでいう「GR Sports」系のモデル、日産でいう「NISMOロードカー」のような存在と考えればわかりやすいかもしれませんね。
今回は第一弾の「MAZDA SPIRIT RACING RS concept」に第二弾となる「MAZDA SPIRIT RACING 3 concept」と2台の車両が公開されました。
登場はほぼ確実! 2Lエンジンを積む「RS Concept」
注目は前者。ロードスターがベースということは見た通りですが、最大の注目は見えない部分。エンジンです。なんと排気量2.0Lのエンジンを組み込んでいるのだからびっくり。
実は日本向けのロードスターは、RFと呼ばれる電動ハードトップモデルに2.0Lエンジンを積むものの、ソフトトップ(幌)モデルのエンジンは1.5Lのみ。ロードスター情報通の間では北米仕様だけに展開する2.0Lエンジン搭載車の国内への追加も噂されていますが、ついにその1歩を踏み出したというわけです。
市販時期などは明らかにされませんでしたが、登場するのは間違いなさそうですね。
人馬一体を表現したマツダブース
マツダブースにはそのほか、スーパー耐久レースに参戦するマツダ3やロードスター、そして足の不自由な人でも人馬一体感あふれる運転を楽しめる運転補助装置を備えたロードスターなども展示されています。