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更新日:2024.02.26 / 掲載日:2024.02.26
フィアット 名車「パンダ」をフィーチャー!5つの新コンセプトカー発表へ【動画あり】
フィアットは現地時間の2月25日、新たなプラットフォームを活用した5台のコンセプトカーを、2024年7月から2027年にかけて発表していくことを明らかにした。
プラットフォームの共有化で世界展開を図る

今回明らかにされた5台のコンセプトカーは全て共通のグローバルプラットフォームを使用し、世界のどの地域でも生産を可能に。世界各国の市場へ展開すべく、電動車、ハイブリッドカー、内燃機関車を提供する。また、デザインは“少ないほど良い”というコンセプトに基づいたアプローチで、シンプルかつ個性的なものに仕立てた。
各車両のベースは、フィアットを代表するモデルの一つである「パンダ」をフィーチャー。レトロな雰囲気と先進性が融合した、フィアットらしいデザインを作り上げる。
コンセプトカーの第1弾となる「シティカー」は、2024年7月に開催するブランド創立125周年式典にて発表予定。その後、毎年1台のペースで新モデルを発表していくという。
懐かしくて、新しい。5つのコンセプトカー

街乗りに適した「シティカー」はパンダよりも大きなボディサイズを持ち、トリノのフィアット・リンゴット工場にインスパイアされた楕円形のデザインを採用。ダッシュボードやディスプレイ、シートなどに反映された。パーツには再生プラスチックや竹織物など、サステナビリティに配慮した素材を使用している。


「ピックアップ」は実用性の高さと楽しさを兼ね備えたモデル。ピックアップのコンセプトと商用車の機能性、SUVの快適性を融合したと自負する。


ダイナミックなシルエットを持つ「ファストバック」は空力性能も追求され、サステナビリティとスポーティさを兼ね備えた一台に。


「SUV」はファミリーユースを想定してデザイン。安全性、多用途性、デザインといった面においてユーザーニーズを満たす一台になると自負する。


ルーフテントを備えた「キャンパー」は初代パンダが持つ機能性に敬意を表し、究極の“Do-it-all”を目指したモデル。
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