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更新日:2024.03.26 / 掲載日:2024.03.26
ホンダレーシングギャラリーが鈴鹿サーキットに誕生!F1を戦った歴代マシンやエンジン展示

ホンダは3月21日、同社のモータースポーツの“世界一への挑戦”と“技術”の発信拠点として、FIA F1世界選手権の歴代マシンを中心に展示する「Honda RACING Gallery(ホンダレーシングギャラリー)」を三重県にある鈴鹿サーキットに新設すると発表した。
同施設は、F1日本グランプリの開幕に合わせた4月5日に開館する。なお、F1日本グランプリ開催期間の4月5日~7日は、事前予約制で、入場にはF1日本グランプリの観戦券が必要となる。


ホンダレーシングギャラリーは、今年、初参戦から60周年を迎えるF1を中心に、実際のレースを戦った歴代マシンとエンジンおよびパワーユニットの展示を通じてホンダの勝利へのこだわりとレースを通じて磨いてきた技術を体感できる展示施設となっている。
館内は黒を基調とし、展示マシンにスポットライトを当てることで、各時代の最先端技術の詰まったレーシングマシンの機能美が感じられる設計にしたという。
メインホールの中心には、1965年のメキシコグランプリでホンダのF1初勝利を飾った「Honda RA272」と、2021年にマックス・フェルスタッペン選手がドライバーズチャンピオンを獲得した「Red Bull Racing Honda RB16B」の時代を超えた2台のマシンを展示。
さらに、メインホールの奥にも、勝利の象徴となるレースマシン群を展示しており、ホンダの挑戦とその勝利の歴史を見ることができる。また、各時代で世界一を目指し最高峰の舞台で磨き上げ、技術の粋を極めたホンダの歴代のエンジンやパワーユニットも展示される。


地下1階にある企画展示エリアでは、鈴鹿サーキットで開催されるレースにあわせたレーシングマシンを展示する企画展を実施。4月5日からは、「F1日本グランプリ企画展示」が行われる。
今後は、SUPER GTや全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)、鈴鹿8時間耐久ロードレースなどのレーシングマシンが展示される予定だ。
F1日本グランプリ企画展示
開催日時:2024年4月5日(金)~6月中旬
展示概要:
F1日本グランプリ開催を記念し、ホンダとともに戦った歴代の日本人F1ドライバーに焦点を当てた展示を実施。歴代ドライバーが駆ったF1マシンを中心に、由縁のあるヘルメットなどを展示する。
展示物一覧
エントランス
F1マシン
・McLaren Honda MP4/5(1989)
メインホール
F1マシン
・Honda RA272(1965)
・Honda RA300(1967)
・Williams Honda FW11B(1987)
・McLaren Honda MP4/4(1988)
・McLaren Honda MP4/6(1991)
・Honda RA106(2006)
・Scuderia AlphaTauri Honda AT01(2020)
・Red Bull Racing Honda RB16B(2021)
F1エンジン
・RA168E(1988)
・RA109E(1989)
・RA806E(2006)
F1パワーユニット
・RA621H(2021)
企画展示エリア
企画展示:F1日本グランプリ企画展示
F1マシン
・Lotus Honda 100T(1988)
・SUPER AGURI Honda SA07(2007)
・Scuderia AlphaTauri Honda AT02(2021)
施設概要
住所:三重県鈴鹿市稲生町7992 鈴鹿サーキット内
営業時間:10:00-17:00(季節によって変動あり)
入場料:無料(別途鈴鹿サーキットへの入場料・駐車料必要)
ホンダレーシング ギャラリー 公式HP:
https://global.honda/jp/racinggallery/
ホンダ 公式HP:
https://www.honda.co.jp/
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