アストンマーティン新V12エンジンは出力835PS！新フラッグシップモデルに搭載へ

　アストンマーティンは現地時間の5月1日、2024年後半デビュー予定のフラッグシップモデルに搭載する新たなV12エンジンの詳細を明らかにした。

　アストンマーティンでは1999年に発表した「DB7 ヴァンテージ」に採用して以来、フラッグシップモデルにV12エンジンを搭載。ブランドの持つ最高技術を注ぎ込んできた。

　新型V12エンジンは最高出力835PS、最大トルク1000Nmを誇る。最適化と改良を狙って設計を完全に見直し、内燃プロセスの全工程に磨きをかけた。

　シリンダーブロックとコンロッドの強化、再加工されたカムシャフトを組み込んだシリンダーヘッドの再設計に加え、新しいインテークポートとエキゾーストポートを採用。スパークプラグの位置を変更し、大流量の燃料インジェクターを採用することで、燃焼を最適化し、クラストップレベルのパフォーマンスと効率を実現した。さらに新開発の高速かつ低慣性のターボチャージャーも採用し、パフォーマンスとスロットルレスポンスを向上させたという。