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更新日:2018.11.21 / 掲載日:2014.10.29
【トヨタ】新型の5ナンバーミニバン「エスクァイア」を発売【価格】

ユニットコンパス/Goo-net編集部
トヨタが開発した新しい5ナンバーサイズのミニバン「エスクァイア」の販売が、10月30日より開始された。ワンランク上のデザインと装備を持つモデルの投入で、高級志向のミニバンという新たな選択肢を生み出す。乗車定員は7人乗りと8人乗りの2タイプで、それぞれにFFと4WDを用意。ガソリンエンジン搭載車のほかハイブリッドモデル(7人乗りのみ)も用意する。価格帯は259万2000円(Xiガソリン車、8人乗り、FF)~320万4000円(Giハイブリッド車、7人乗り、FF)。
まず目を引くのは、T字をデザインしたフロントマスク。縦格子状のメッキ・フロントグリルと切れ上がったLEDヘッドランプが圧倒的な存在感を放つ。足元は、ガソリン車とハイブリッド車にそれぞれオリジナルのデザインの15インチ・アルミホイールを架装。内装は、インストルメントパネルからドアトリムにかけて表面を合成皮革で覆い、一部グレードには本革巻きのステアリングやシフトノブ、ピアノブラック塗装も用意した。
デザイン面だけではなくミニバンとしての使い勝手のよさも追求している。全長4659×全幅1695×全高1825(4WD車は1865)mmという5ナンバーサイズいっぱいのボディと低床フラットフロアを採用し、クラス最大級の広々とした室内空間を確保。2850mmのロングホイールベースに加えてシート形状にも工夫をこらすことで、セカンドシートで205mm、サードシートで105mmのゆったりとしたニースペースを生み出した。室内高は1400mmで、頭上スペースにもかなりの余裕がある。
サードシートは5:5分割の左右跳ね上げ式。レバーでロックを解除するだけで自動的に跳ね上がり、脚部も連動してリアクォーターガラスの凹部にすっきり収納される。サードシートを跳ね上げたときの室内幅は1100mm。シートアレンジも多彩で、たとえば7シート仕様のモデルでは、3列目を跳ね上げ810mmのロングスライドを備えた2列目キャプテンシートを最後部までスライドさせる「スーパーリラックスモード」、セカンドシートを前席に近づける「だんらんモード」、サードシートの片側を跳ね上げ5名乗車+大容量ラゲージを確保する「ハーフラゲージモード」、助手席と2列目シートをめいっぱい前にスライドさせることで停車中にセカンドシートのお子さんをケアできる「前席ベビーケアモード」など、シーンによってさまざまな使いわけを実現した。
ボディカラーのバリエーションは「スパークリングブラックパール クリスタルシャイン」、「オーシャンミント メタリック」、「ホワイトパールクリスタル シャイン」、「シルバー メタリック」、「ブラック」、「ボルドーマイカ メタリック」、「ダークバイオレットマイカ メタリック」の7色をラインナップ。インテリアカラーは「ブラック」で、Giグレードでは「バーガンディ&ブラック」を選ぶこともできる。
パワートレインは、ガソリンエンジン搭載車が最高出力152ps/6100rpm、最大トルク19.7kg-m/3600rpmを発生させる2L直4DOHCエンジンと7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付CVTの組み合わせ。ハイブリッドモデルは1.8L直4DOHCエンジンとモーターからなるハイブリッドシステムとE-CVTを搭載し、最高出力99ps/5200rpm、最大トルク14.5kg-m/4000rpm、JC08モード燃費23.8km/Lの性能を発揮する。
また、スマートフォン感覚で操作できるタッチ式8型ワイドディスプレイを備えた「T-Connect対応 SDナビゲーションシステム」、車庫入れ時にシフトをRレンジに入れるだけで駐車枠を認識しパーキングスペースにまっすぐ入るように自動でステアリング操作を行う「インテリジェントパーキングアシスト(広角カラーバックガイドモニター+イージーセット機能付)」、坂道での発進時に車両のずり落ちを防止する「ヒルスタートアシストコントロール」、シフ