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更新日:2018.11.26 / 掲載日:2014.12.02
ホンダ、新型ハイブリッドセダン「グレイス」を発売
燃費性能に優れた新型ハイブリッドセダン「グレイス」
ホンダは12月1日、燃費性能に優れた新型ハイブリッドセダン「グレイス」を追加し、同日より発売した。
グレイスは、軽量コンパクトな1モーターハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッドi-DCD(インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」を採用。4WDをラインアップに用意し、コンパクトセダンのハイブリッドカーとしては唯一4WDが選べるモデルとなっている。車名のグレイスは、英語で「優美」「思いやり」を意味するという。
4WDもラインアップに用意
ホイールベースは2600mmを確保する
軽量コンパクトな1モーターハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッドi-DCD」
ボディサイズは、全長4400mm、全幅1695mm、全高1475mm。ホイールベースは2600mm。新型フィットより全長が445mm拡大し、全高は50mm低くなる。
パワートレインは、基本的にフィット ハイブリッドと同一で、1.5リッター直4 DOHCとH1型モーターを内蔵する7速DCTの組み合わせ。エンジンは最高出力81kW(110ps) 、最大トルク134Nmを発生。電気モーターは最高出力22kW(29.5ps)、最大トルク160Nmを発生する。システム全体では、最高出力101kW(137ps)となる。
JC08モード燃費は、最高値となる2WDの「DX」「LX」グレードで34.4km/l
今回注目の4WDの駆動方式は、ハンプレス構造のビスカスカップリングを採用し、VSAとの協調制御も行う4WDを採用する。JC08モード燃費は、最高値となる2WDの「DX」「LX」グレードで34.4km/l。4WDモデルは29.4km/lとなる。エコカー減税が適用されて、全車が自動車取得税、重量税が免税となる。
安全装備は、VSAやエマージェンシーストップシグナル、ヒルスタートアシスト機能、頸部衝撃緩和フロントシートなどを標準で装備。約30km/h以下の速度域で作動する低速域衝突軽減ブレーキ「シティブレーキアクティブシステム」と「前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム」をセットにした「あんしんパッケージ」を設定する。
メーカー希望小売価格は、195万円(税込)~240万9800円(税込)