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更新日:2024.09.11 / 掲載日:2024.09.11
いすゞ 未来のAI技術に2万ドル!活用アイデアをグローバル募集 優れた提案は事業化も?
いすゞは8月28日、新たな人工知能(AI)技術や、AI技術の新たな活用手法のアイデアを募るプログラム「ISUZU AI Innovation Challenge 2024」を開催すると発表した。
9月1日よりグローバルでの一般公募を開始。入賞賞金として、最優秀賞(1組)には2万USドルが授与される。

テーマは「未来に役立つこれまでにないAIの手法とそれが生み出す価値」。募集期間は9月1日~11月30日の3ヶ月間で、審査員は元 富士通研究所社長 原裕貴氏、アルバータ大学コンピュータサイエンス学部教授 Matthew E. Taylor氏、いすゞなど計5者が務める。書類審査・面談審査を経て、2025年3月末に受賞者を発表する。
また、優れたアイデアについては公募期間終了後も、いすゞとの協議を経て取り組みを継続していく可能性があり、将来的には事業化への道も開かれているとしている。
いすゞグループはこれまでも、物流の最適化のために自動運転やデジタルトランスフォーメーション(DX)といった先端領域でAI技術を活用してきた。
目まぐるしいスピードで激しく変化する現代において、将来の環境・社会を正しく予測し、新しい価値を提供していくには、物流の枠組みにとらわれず、従来の発想にはなかった革新的な視点が必要だという。
また、4月に中期経営計画「ISUZU Transformation – Growth to 2030(IX)」を発表し、自動運転ソリューション、コネクテッドサービス、カーボンニュートラルソリューションの3領域を将来の新たな収益源として、2030年代には売上高1兆円規模の事業へと拡大することを目指している。
今回の公募プログラムで得られた新たなAI技術のアイデアは、IXで掲げた新事業3領域を支える重要な基盤となりうるとともに、3領域を超えた新たな事業の創出につながる大きな可能性を秘めたものであると考えているとした。
ISUZU AI Innovation Challenge 2024特設サイト:
https://www.isuzu.co.jp/innovation/
いすゞ公式HP:
https://www.isuzu.co.jp/
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