車のニュース
更新日:2024.11.12 / 掲載日:2024.11.12
ベントレーが新たな事業戦略「ビヨンド100+」発表 初のBEVを2026年に投入予定
ベントレーモーターズは現地時間の11月7日、2030年を目標に進めてきた商品ラインナップの段階的な電動化を進める事業戦略「ビヨンド100」を「ビヨンド100+」と改め、2035年まで延長することを発表した。
ベントレーは、 2030年に終了予定であったPHEVの製造を2035年まで延長することにより、ラグジュアリーハイブリッドカーセクターをリードしてきたブランドとしての地位の盤石化を図るという。
すでに、コンチネンタルGTクーペ、コンチネンタルGTコンバーチブル、フライングスパーの各シリーズは、ベントレーを象徴するエンジンとしてクルー本社で20年以上生産されてきたW12の後継となるパワートレイン、V8エンジンベースのPHEV「ウルトラパフォーマンスハイブリッド」に統一されている。
ベントレーは、世界初となる本格的なラグジュアリーアーバンSUVという新たなセグメントを創出すべく、ベントレー初のBEVを2026年に発表、その後2035年までPHEVまたはBEVのニューモデルを毎年発表しつつ、製品攻勢と積極的な投資を着実に実行し、2035年以降は全車種をBEVとすることを目指す。
また「ビヨンド100+」によって、クルー工場の製造インフラの抜本的改革がさらに進み、次世代を担う製品や従業員のために、クルー工場を拠点とした未来への足固めが可能となる。デジタル化とフレキシビリティを重視した価値の高い次世代生産施設である「ドリームファクトリー」を目指し、持続可能性に根差した投資を継続していくとしている。
ベントレーモーターズ 会長兼CEO フランク=シュテフェン・ヴァリザー氏のコメント
「ベントレーがビヨンド100戦略を発表した日から約4年が経ちました。当社は今日の経済状況、市場環境、法規制に順応しつつ、未来を見据えた改革の重要な段階を迎えています。ベントレーはビヨンド100+を新たな指針として2030年以降もPHEVの生産を続けますが、2035年からはBEVに一本化することを含め、脱炭素化に向けた取り組みを続け、一世紀以上も極上の車を生産してきた英国メーカーとしての地位をさらに高めていきます」
ベントレーモーターズジャパン 公式HP:
https://www.bentleymotors.jp/
【あわせて読みたい】