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更新日:2025.01.01 / 掲載日:2025.01.01
大阪発・スーツケース大に畳めるEV!?「ジョーカー」試作機、公道テストへ【動画あり】
コンピュータシステム・ソフトウェアやオリジナル商品の企画、開発を行うDOKE(所在地:大阪市淀川区)は12月27日、折り畳み式電気自動車「Jo-Car」プロトタイプがナンバープレートを取得し、公道でのテスト走行段階へ入ったことを発表した。

「Jo-Car」は、ドアtoドア(玄関から目的地まで)にて、都市部での駐車スペース不足や渋滞といった課題を解決するために設計された未来の都市交通を変革する折り畳み式電気自動車。

折り畳み時は、車両全長を50%以上縮小することができ、最終的には、スーツケース程の大きさでコンパクトに収納できる設計を実現するとして多くの関心を集めている。さらに、ゼロエミッションの電動駆動で環境負荷の低減も実現し、持続可能な交通手段としても期待されている。

今回、同モデルプロトタイプは、ナンバープレートを取得。公道でのテスト走行段階に入ったことで、車両の安全性や耐久性の評価や、実際の都市環境での機能確認、折り畳み機構の効率性と耐久性の検証とともに、ユーザー体験に基づく改良ポイントの洗い出しを行うとしている。

また、今後は現在のテスト結果を踏まえ、さらに改良を加える計画が予定され、折り畳み機構の操作性向上、更なるコンパクトさも含めた外装デザインの大幅見直し、走行性能や快適性の向上を図るとしている。
同社代表取締役の平松建一氏は、「私たちはJo-Carが実用性と環境配慮を両立する、次世代のモビリティであると確信しています。テスト走行を通じて、より良い製品へと進化させ、2025年の市販化を目指します!その後も、いくつかのフェーズを経て、最終的には、車からロボットになり、ヒトの生活を助けるという大きなビジョンを持って、世界にも広げていきたい!」と述べている。
DOKE 公式HP:
https://www.do-ke.jp/
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