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更新日:2025.01.15 / 掲載日:2025.01.15
ポルシェ 2024年の国内販売、過去最高を達成! 全世界では31万台超を販売

ポルシェAGは1月14日、2024年の販売台数について、全世界で310,718台を販売したと発表した。前年比で、3%の微減だった。また、日本国内の2024年ポルシェ新規登録台数においては、前年比16.1%増となる過去最高の9,292台を記録した。

ポルシェは2024年に製品ラインアップを全面的に刷新し、6つのモデルラインのうちパナメーラ、タイカン、911、マカンの4つを世代交代。電動スポーツカーのシェアは22%から27%に増加し、その半数近くがフル電動モデルだという。
2024年は、欧州(ドイツを除く)で前年を8%上回る75,899台、ドイツ国内において11%増の35,858台を販売。北米は前年比1%増の86,541台で、再び最大の販売地域となった。中国では28%減となる56,887台だった。この減少は主に当地域で厳しい経済状況が続いていることが原因としているが、ポルシェは価値に基づく販売アプローチを堅持しているという。
その他海外市場と新興市場は再びプラスに転じて6%の伸びを示し、計55,533台が販売された。日本国内では、過去最高の9,292台(前年比16.1%増)を記録。国内における新規登録台数増加の主な要因は、ポルシェ911、タイカン、パナメーラの新型車投入に加え、一昨年にモデルチェンジした新型カイエンが通年寄与したとしている。


モデル別では、年初にシンガポールでワールドプレミアを迎えたフル電動モデルの新型「マカン」は9月末から順次市場に導入され、2024年末までに18,278台を販売。内燃エンジン搭載モデルと合わせて計82,795台を販売した。
「911」は2024年も引き続き高い人気を誇り、50,941台が納車されて前年比2%の増加を記録、「718ボクスター」と「718ケイマン」は前年比15%増の23,670台を販売。「タイカン」は昨年49%減の合計20,836台となった。
「パナメーラ」の販売台数は29,587台で、13%減少した主な理由は中国市場におけるこのモデルラインの需要の減少によるものとしている。「カイエン」は2023年に大型改良が施され、2024年にはポルシェの6つのモデルラインのベストセラーとなり、前年比18%増の102,889台を販売した。
ポルシェ 地域別販売台数
2023 | 2024 | 増減 | |
全世界 | 320,221 | 310,718 | -3% |
ドイツ | 32,430 | 35,858 | +11% |
北米 | 86,059 | 86,541 | +1% |
中国 | 79,283 | 56,887 | -28% |
欧州(ドイツを除く) | 70,229 | 75,899 | +8% |
その他海外および新興市場 | 52,220 | 55,533 | +6% |
ポルシェジャパン 公式HP:
https://www.porsche.com/
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