車のニュース
更新日:2018.11.30 / 掲載日:2015.03.04
【フォルクスワーゲン】新型「パサート」が欧州カー・オブ・ザ・イヤー 2015受賞
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
フォルクスワーゲンの新型「パサート」が、欧州カー・オブ・ザ・イヤー2015を受賞した。欧州カー・オブ・ザ・イヤーは1964年に創設されたヨーロッパでもっとも歴史と権威のある自動車アワードで、ヨーロッパ22か国、58名のモータージャーナリストが選考委員を務める。現行のフォルクスワーゲンのモデルラインナップとしては「ポロ」(2010年)、「ゴルフ」(2013年)に続く受賞。
28回目の開催となった欧州カー・オブ・ザ・イヤー2015にエントリーされたのは、2013年夏以降にデビューし、2014年末までにヨーロッパで販売が開始された新型車で、ヨーロッパ5か国以上で販売されていること、年間販売台数が5000台以上であることが条件となっていた。最終選考には、パサートのほかシトロエン「C4カクタス」、メルセデス・ベンツ「Cクラス」、フォード「モンデオ」、日産「キャシュカイ」、BMW「2シリーズ アクティブツアラー」、ルノー「トゥインゴ」の7台がノミネートされた。数か月間にわたって経済性、快適性、安全性、ドライビング特性、機能性、デザイン、技術の先進性などの選考基準に基づいた詳細なテスト、比較および評価が行われた結果、パサートは340点を獲得、2位のC4カクタス(248点)に92点の大差をつけ、栄冠を手にしている。
欧州カー・オブ・ザ・イヤーの主催団体からは、新型パサートの受賞理由について次のようなコメントが発表された。「先代モデルに比べて軽量化を図りながらボディ剛性を向上させた。ボディサイズを小型化させているが居住空間は拡大し、快適な乗り心地と運転する楽しさも両立させている」。
なお、新型パサートは、欧州カー・オブ・ザ・イヤー2015のほか、「ゴールデン ステアリング賞2014」、「オート トロフィー 2014」など、国内外の名誉ある賞も受賞している。