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更新日:2025.02.12 / 掲載日:2025.02.12
フォルクスワーゲン 新型EVを初披露! リーズナブルな価格帯で電動化を加速
フォルクスワーゲンは2月10日、ドイツ・ウォルフスブルグで開催された労使会議において、フォルクスワーゲン コア ブランドの未来に向けた計画を発表するとともに、エントリーモデルのEV(電気自動車)のデザインを初披露した。

フォルクスワーゲンは、新しいエントリーモデルのコンセプトカーを3月初旬に一般公開予定、量産モデルの世界初公開を2027年に予定している。ベース価格は約2万ユーロ(日本円約320万円)。フォルクスワーゲンCEOのトーマス・シェーファー氏は「手頃な価格、高品質、収益性の高いフォルクスワーゲンの新しい電気自動車」と説明する。
電気自動車の時代において、低コストなエントリーモデルの開発をフォルクスワーゲンブランドの未来に向けた計画の柱の一つに位置づけ。すでに発表されているコンセプトモデルの「ID.2all」とともに、新しい小型EVシリーズとして展開される。
なお、最初のニューモデルとなる「ID.2all」の量産型は、2026年に導入される予定で、ベース価格は2万5000ユーロ(日本円約390万円)未満に設定されるという。
また、フォルクスワーゲンは、ウォルフスブルグ工場が電気自動車の時代においてもブランドの中心的な生産拠点であり続けることを強調。「ゴルフ」の生産拠点がメキシコに移転することで、先進テクノロジーのためのスペースを確保。そこで、新しいSSPプラットフォームをベースにした電動「ゴルフ」の後継モデルと、量産EVの「Tロック」が生産される予定だ。
フォルクスワーゲンは、2030年までに“世界で技術的にトップクラスの量産車メーカー”になることを目指し、2027年までに9つのニューモデルを導入。コスト構造を最適化し、既存のモデル ポートフォリオをターゲットを絞って拡大することで、競争力を強化するとしている。
フォルクスワーゲン 公式HP:
https://www.volkswagen.co.jp/ja.html
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