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更新日:2025.03.06 / 掲載日:2025.03.06
ジャパンEVオブザイヤー2024 接戦をBYDが制す 「シール」で2年連続グランプリ
ENECHANGE(エネチェンジ)は3月3日、「JAPAN EV OF THE YEAR 2024」(ジャパンEVオブザイヤー 2024)の投票結果を発表。BYDのEVセダン「シール」がグランプリを獲得した。なお、BYDは前年度の「ドルフィン」に続き、2年連続のグランプリ受賞。

ジャパンEVオブザイヤーは、エネチェンジがEVsmartブログとともに、日本のこれからの電気自動車およびEV充電器の普及を目的として2022年度より開催。今回は、日本国内で2023年10月から2024年11月に発売されたEV 15車種を対象に、インターネット上で一般投票を実施し、348名が参加。また、EV情報を発信するメディアの代表者やEV関連企業のキーパーソンら26名によるエバンジェリスト投票を併せて行い、2つの投票の総計数でグランプリが競われた。
その結果、シールが195ポイントを獲得して接戦を制し、グランプリを受賞。次点にはホンダ・N-VAN e:(182ポイント)、ヒョンデ・アイオニック5N(176ポイント)が並び、優秀賞を受賞した。

BYD・シールは、82.56kWhという大容量バッテリーを搭載し、AWDモデルでは0-100km/h加速3.8秒(RWDモデルは5.9秒)という卓越した動力性能を実現。これに加えて先進運転支援機能などがフル装備されながら、528万円(税込)〜というコストパフォーマンスの良さが高く評価された。また、洗練された個性的なデザインも魅力的として一般・エバンジェリストともに支持を集めた。

商用バンのホンダ・N-VAN e:は、実用的にして上質なインテリアで個人のマイカーとしても魅力的な点が評価された。また、29.6kWhのバッテリーを搭載し、急速充電は50kW、普通充電は6kWの最大出力に対応するなど、EVとして使い勝手のいい性能を備えた点も評価。「ラストワンマイルの軽バンこそEVにすべき」、「EVに合っている」といった社会課題解決ツールとしてのポテンシャルを評価するコメントも多く寄せられた。

ヒョンデ・アイオニック5Nは、ハイレベルなサーキット走行が可能な性能を実現しながら、日常のマイカーとしても十二分な実用性を備えたパッケージングが高評価に繋がった。858万円(税込)という車両価格にも、「1000万円超えでもおかしくない」「高性能とコストパフォーマンスを兼ね備えたスポーツEV」「価格設定が魅力」などと評価するコメントが多く寄せられた。
エネチェンジ 公式HP:
https://enechange.co.jp/
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