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更新日:2018.11.04 / 掲載日:2015.06.18
【アウディ】2.5 TFSIエンジンが6年連続のインターナショナルエンジンオブザイヤー大賞
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
アウディの2.5 TFSIエンジンが「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー 2015」の2.0-2.5L部門でクラス最優秀エンジンに選出された。2.5 TFSIエンジンの同賞受賞は6年連続6回目。アウディは、2005年から2009年にかけて2.0L TFSIエンジンで1.8-2.0Lクラスの最優秀賞を5年連続で受賞しており、アウディとしては11年連続11回目の受賞となる。
今年で17回目を迎えるインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーは、イギリスの専門誌「Engine Technology Intemational magazine」を発行するUKIPメディア&イベント社が主催するアワードで、毎年5月の時点で世界1か国以上で販売されている乗用車のエンジンを対象に性能を評価。今年は世界31か国の65人のモータージャーナリストが審査員となり、排気量別の8クラスに加え、グリーン・エンジン・オブ・ザ・イヤー、ベスト・ニュー・エンジン、ベスト・パフォーマンス・エンジンの各部門とインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを選出した。
2.5 TFSIエンジンは、新型の「アウディ RS 3 スポーツバック」に搭載されている最大出力367psを発揮する2.5L 直5 DOHC 直噴ターボで、最大47.4kg-mの太いトルクを1625~5550rpmで発生させる。アウディ RS 3 スポーツバックの0~100km/hは4.3秒、最高速度は280km/h。
インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー 2015の発表および授賞式は、6月17日、ドイツのシュトゥットガルトで開催中の「Engine Expo」で行われた。審査員は受賞の理由について「アウディが培った優れた信頼性と見事なチューニングにより、最上のドライビングプレジャーを提供してくれるエンジン。この直列5気筒エンジンが奏でる魅力的なサウンドは、いかなるものでも再現できない」と述べた。アウディAG技術開発担当取締役のProf.Dr.ウルリッヒ・ハッケンベルクは「アウディは1980年代から長きにわたって5気筒エンジンを開発してきた。新型アウディ RS 3 スポーツバックに搭載される2.5 TFSIエンジンは、強大なトルク、素晴らしい吹けあがり、魅力的なサウンドを実現した、いまもっとも楽しい自動車用エンジンのひとつ。今回の受賞は、我々のエンジン開発戦略の先見性と正しさを証明してくれた」とコメントした。
なお、アウディ RS 3 スポーツバックの日本市場導入時期や価格については、現時点では未定。
「アウディ RS 3 スポーツバック」に搭載され最大出力367psを発揮するエンジンが、2.5L 直5 DOHC 直噴ターボ。