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更新日:2018.10.12 / 掲載日:2015.08.20
【レクサス】フラッグシップSUV「LX」が日本発売【価格・装備】

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
レクサスのフラッグシップSUV「LX」が日本市場に導入され、9月14日に発売される。レクサス初のSUVとして1996年に北米で発売され、中近東、ロシアなどでも販売されてきた3列シートのラグジュアリーモデルで、これまでは日本市場には導入されていなかった。2007年に登場した3代目モデル「LX570」が2度目のマイナーチェンジを受けたことを機に、日本での発売が発表された。パワートレインは5.7L V8エンジンと8速ATの組み合わせで、駆動方式は4WD。価格は1100万円。
全長5065×全幅1980×全高1910mmのボディに、ハイパワーなV8エンジンとスーパーインテリジェント8速ATを搭載する。ドライブモードセレクトには、レクサスとしてはじめて「CUSTOMIZE」モードを採用。パワートレイン、シャシー、空調の各制御の組み合わせを自由にチョイスすることができる。ドライブモードセレクトスイッチに対応してサスペンションを自動制御し、路面状況や走行状態などに適した車高調整を行う。エンジンを切ると車高を下げる「乗降モード」もレクサスとしてはじめて採用した。また、アクセルやブレーキを操作することなくステアリング操作のみで極低速走行ができる「クロールコントロール」、トラクションやブレーキを制御して4WD走破性を高める「マルチテレインセレクト」など最先端の技術が快適なオフロード走行をサポートする。
エクステリアは、力強さと上質さを兼ね備えたデザインに。ロア部に厚みを持たせたフロントビューはプロテクターのようなスピンドルグリルとレクサス初採用のタLEDシーケンシャルターンシグナルランプが特徴的。足回りには、切削光輝加工とグレーメタリック塗装を施した21インチアルミホイールをオプションで設定した。インテリアは、金属、皮革、本木目を組み合わせ、異素材のコントラストを際立たせている。
安全装備としては、歩行者検知機能付きの衝突回避・被害軽減ブレーキ、車線逸脱警告機能、ハイビーム走行時に先行車や対向車を検知した場合に他車に当たる部分だけを遮光して照射する「アダプティブハイビームシステム」、全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)をパッケージ化した予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」を国内初採用。後方死角の車両と隣接する車線を急接近する車両を検知するブラインドスポットモニター、後退時に左右後方から接近してくる車両を検知する「リアトラフィックアラート」、オフロード走行時に優れた制動性能を発揮する「マルチテレインABS(電子制動力配分制御付)&ブレーキアシスト」など先進の安全技術を標準で装備する。
快適性能も追求。オートエアコン、ステアリングヒーター、運転席および助手席とセカンドシートのシートヒーター/シートベンチレーションの各機能を一括して連動・作動させる空調システム「レクサス クライメイト コンシェルジュ」を初搭載。助手席とセカンドシートは乗員の有無を検知して各機能を自動的に作動または停止させることができる。12.3インチのワイドディスプレイを備えた新型ナビゲーションシステムは、レクサスではじめて「VICS WIDE」に対応しており、渋滞情報の精度を高めるなど利便性を向上させた。また、リアシートエンターテイメントシステムをオプションで設定。フロントシートのシートバックに角度調整可能な11.6インチのディスプテイを備え、快適な視聴を実現する。
インテリアはレクサスSUVの頂点にふさわしい、非常に質感の高い空間となっている。
5.7L V8 DOHC 直噴エンジンは、最高出力377ps/5600rpm、最大トルク54.5kg-m/3200rpmを発生し、大きなボディをキビキビと加速させる。