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更新日:2018.11.14 / 掲載日:2015.11.18
アストンマーティン、映画「007」のボンドカーを日本で公開

映画「007 スペクター」のボンドカーとなった「DB10」
アストンマーティンは、12月4日に全国公開される映画「007 スペクター」の公開を前に、ボンドカーとなった「DB10」を日本で公開した。また、ランドローバーでも、同映画に登場した「レンジローバー・スポーツ SVR」を日本で展示した。
DB10は、東京・六本木ヒルズ ヒルズアリーナで開催されたPRイベント「TOKYO BOND GIRL COLLECTION」で展示された。今回展示されたDB10は、「007 スペクター」のために製造され、主人公のジェームズ・ボンドが乗る“ボンドカー”として映画に登場したモデル。 これまで“ボンドカー”として劇中に登場したアストンマーティン車はすべて市販モデルだったが、今回は記念すべき50周年ということで、今初めてスペシャルな1台を製造したという。
ASTON MARTIN DB10(007 Spector)

ベースモデルは、アストンマーティンの「V8 ヴァンテージ」
ベースモデルは、アストンマーティンの「V8 ヴァンテージ」。シャシーは基本的に共通。詳細なスペックは公表されていないが、外観を観察すると、ブレーキローターはV8 ヴァンテージと同じカーボンセラミックディスクを採用。エンジンは、ベース車と同様、4.7リッターV型8気筒DOHC エンジンを搭載する。
このDB10は10台のみが製造されていて、そのうち8台は映画の撮影用に使用。残りの2台はプロモーション用となっている。ちなみにDB10の1台は、来年にチャリティオークションに出品される可能性もあるという。
RANDROVER SPORTS SVR(007 Spector)

ランドローバーで史上最速となるハイパフォーマンスモデル「レンジローバー・スポーツ SVR」

ーストリアの山道での撮影で使われた
レンジローバー・スポーツ SVRは、展示イベントを、11月18日から東京、大阪、名古屋で開催する。ジャガー・ランドローバーは、「007」シリーズとはパートナーシップを結んでおり、今回の「007 スペクター」では、ジャガーのコンセプトモデル「C-X75」のほか、ランドローバーの「レンジローバー・スポーツ SVR」、「ディスカバリー・スポーツ」、「ディフェンダー」の車両を提供した。
今回の展示イベントでは、そのなかからランドローバーで史上最速となるハイパフォーマンスモデル「レンジローバー・スポーツ SVR」を展示。この展示車両は、オーストリアの山道での撮影で使われており、壮絶なアクションシーンによって受けたダメージを間近で見ることができる。
また、「007 スペクター」の特別ラッピングを施したジャガーのスポーツカー「Fタイプ」も展示される。