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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2015.11.18
【アルファ ロメオ】4C スパイダー、発売日は11/21【価格】
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
2015年の東京モーターショーで日本初公開されたアルファ ロメオ「4C スパイダー」が、11月21日に発売される。2014年に日本市場に導入された2シータースポーツクーペ「4C」のオープントップモデルで、4C同様、オールアルミニウム製の1.75L直4ターボエンジンをミドシップに搭載。トランスミッションは、専用チューニングが施された6速DCT(アルファTCT)で、ハンドル位置は左右両仕様が用意される。価格は861万8400円。
シャーシは手作業で製造されるカーボンファイバー製のモノコックで、複合パネルの素材には樹脂素材の一種である「シートモールディングコンパウンド(SMC)」を採用。前後シャーシ構造とエンジンマウンティングフレームを軽量アルミニウムとし、ウインドシールドとサイドウィンドウはガラスを10%薄くするなど、大幅な軽量化を図っている。日本仕様の車両重量は1060kgで、パワーウェイトレシオは4.4ps/kg。
エクステリアデザインは、エレガントで魅惑的なイタリアンスタイル。両サイドの彫刻的なエアインテーク、ボリュームのあるリアフェンダーからリアフェイスパネルと円形のLEDテールランプまでグラマラスなラインを形成し、テールの両コーナーにデュアルエキゾーストパイプを備える。ファブリックルーフは手動取り外し式で、専用バッグに収納してフロントのラゲッジスペースに格納できる。ヘッドライトは4Cの「バイ LEDヘッドライト」から新デザインの「バイキセノンヘッドライト」に変更されている。
コクピットは、レーシングカーからインスピレーションを受けてデザインされている。運転操作に関連のある基本コンポーネントをシンプルに統合した専用デザインで、ふたつの複合フレーム・スポーツシートとカーボンファイバーモノコックを採用。パドルスイッチ付きのフラットボトム・スポーツレザーステアリングホイール、アルミ製ペダルを備えている。
ボディカラーは、新色の「プロトタイプ イエロー」のほか「アルファ レッド」、「ブラック」、「ホワイト」、「コンペティツィオーネレッド」、「マドレペルラホワイト」の計7色展開。新デザインのホイールは、フロント17インチ、リア18インチの異径アルミで、オプションでフロント18インチ、リア19インチの組み合わせも選択できる。ブレーキキャリパーは標準仕様がレッドで、アクセサリーとしてグレー、イエロー、ブラックを用意した。
ダイレクトでレーシーなドライブフィールは他のモデルではなかなか味わえない領域に達する。
座席の後ろにあるエンジンは非常に低くマウントされ、絶妙なコーナリングを生み出す。
レーシングカーからインスピレーションを受けたというインテリアは、無駄なものが排除され機能的にまとめられている。
クオリティの高い走りを支えるボディは、軽量、高剛性を誇る。