車のニュース
更新日:2018.11.07 / 掲載日:2016.02.18
ルノー、往年のスポーツカーブランド「アルピーヌ」を復活
アルピーヌブランド復活となる「アルピーヌ ビジョン」
ルノーは2月16日、往年のスポーツカーブランド「アルピーヌ」を復活させることが明らかとなった。2017年に市販モデル「アルピーヌ ビジョン」を投入する予定。アルピーヌは、1973年にルノー傘下のスポーツカーブランドとしてスタート。数々のスポーティな名車を排出するだけでなく、ラリーなどの競技車両を生産してきた。しかし、1995年に「A610」の生産終了を最後にアルピーヌブランドは終了していた。ルノーは、アルピーヌブランドの復活を目指し、これまでコンセプトモデルを発表してきたが、今回発表した「アルピーヌ ビジョン」はより市販車に近いモデルとなっている。
高級スポーツカーを彷彿させる質感を目指したインテリア
「アルピーヌ ビジョン」は、より市販車に近いモデル
インテリアはまだコンセプトモデルの域から抜け出ていないが、高級スポーツカーを彷彿させる質感を目指しており今後の仕上がりに期待が持てる。また、新たな試みも行われており、センターコンソールにシフトレバーがない点やボタン式&パドルシフトなどが市販車にも導入されるのか注目される。
ルノースポールが手がける4気筒ターボエンジンを搭載
コンパクトながら流麗な2ドアクーペスタイルを採用
アルピーヌ ビジョンは名車とよばれてきた「A110」を踏襲し、コンパクトながら流麗な2ドアクーペスタイルでフロントマスクやシルエットはA110を彷彿とさせるデザインとなっている。ドアパネルのキャラクターラインはA110の雰囲気を再現するものとなっているが、リアセクションは全く異なる未来的なデザインを採用して個性的なスタイリングを作り上げている。エンジンなどの詳細なスペックは現段階では未発表。ルノースポールが手がける4気筒ターボエンジンを搭載し、0-100km/hの加速が4.5秒以下ということだけが公表されている。