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更新日:2018.10.28 / 掲載日:2016.04.13
トヨタ、「パッソ」をフルモデルチェンジ
フルモデルチェンジをしたコンパクトカー「パッソ」
トヨタは4月12日、コンパクトカー「パッソ」をフルモデルチェンジした。今回の新型パッソは、先代モデルの1.0リッター直列3気筒DOHCの高熱効率ガソリンエンジン「1KR-FE」に、さらなる改良を施している。吸気ポートのデュアルインジェクター&デュアルポート化、ピストン形状の最適化による高圧縮比化と低フリクション化、スパークプラグの改良による燃焼改善、EGRバルブの応答性向上によるEGR量拡大などが実施された。
先進安全装備「スマートアシストII」を採用
トランスミッションは、発進加速や追い越し加速などの車速上昇幅向上、上り坂などでの「坂道モード」など、CVTの制御が見直しされた。JC08モード燃費は2WD車でガソリン登録車ではトップとなる28.0km/lを達成。4WD車では、24.4km/lを実現する。
1.0リッター直列3気筒DOHCの高熱効率ガソリンエンジン「1KR-FE」に、さらなる改良を施した
そのほか、フロントウィンドウのカメラ、フロントグリルのレーザーレーダー、バンパーなどに設置するソナーセンサーとの組み合わせで、先進安全装備「スマートアシストII」を採用。一部のグレードにトヨタ車として初めて標準装備とした。「衝突回避支援ブレーキ」など5種類の機能で安全運転をサポートする。
Passo MODA
ブラックルーフの2トーンカラーを7種類オプション設定
先代モデルは、パッソと「パッソ +Hana」の2種類を使い分けて内外装の違いを区別していたが、今回からは「パッソ +Hana」の代わりに「パッソ モーダ」を新たに設定。ヘッドライトを中心にフロントマスクの雰囲気を大幅に変更しているほか、インテリアもデザインや色遣いを変えて差別化を図っている。
「パッソ +Hana」の代わりに「パッソ モーダ」を新たに設定
ボディカラーは、「マゼンタベリーマイカメタリック」、「ダークエメラルドマイカ」、「レモンスカッシュクリスタルメタリック」の3色を新たに追加して全12色を用意。パッソ モーダでは、ブラックルーフの2トーンカラーを7種類オプション設定して、合計で19パターンのワイドバリエーションをラインアップする。
メーカー希望小売価格は115万200円(税込)~183万600円(税込)